Switch news

知っておきたい世界のニュース

ファイザーの新型コロナ・ワクチン、アレルギーの病歴がない人にも激しい副作用

ファイザーの新型コロナ・ワクチン、アレルギーの病歴がない人にも激しい副作用
flickr_Marco Verch Professional Photographer

アメリカの製薬大手・ファイザーなどが開発した新型コロナ・ワクチン。過去にアレルギーの反応を経験したことのない人物が、接種後に激しい副作用に苦しんだと複数のメディアが報じている。

 

呼吸困難に陥り、集中治療室へ

 

その人物の名前は明らかにされていないが、アメリカ・アラスカ州の病院に勤務する医療従事者の女性と考えられている。

 

彼女は12月15日にJuneauの街にある病院「Bartlett Regional Hospital」で、ファイザーの新型コロナ・ワクチンを接種されたという。

 

女性は過去にアレルギーの病歴はなかったが、接種から10分後、顔が赤くなるなどの反応を示し始めたため、抗ヒスタミン剤を投与されたそうだ。

 

しかしその後、呼吸困難(息切れ)に陥り、集中治療室に運ばれたと言われている。

 

心拍数が上がり、身体に赤い発疹

 

集中治療室の担当医師であるLindy Jones氏によれば、運ばれてきた女性は心拍数が上昇し、顔や体に赤い発疹が広がったという。

 

その後、女性はエピネフリンを含む他の抗ヒスタミン薬を投与され、アナフィラキシーの治療を受けたが、再び症状が現れて悪化したため、医者は多くのエピネフリンやステロイドを投与したそうだ。

 

それから様子を見るため、女性は集中治療室へ運ばれたが、現在容態は安定している。

 

もう1人の医療従事者も軽度の副作用

 

またAnchorage Daily Newsによれば、翌日の16日にもワクチンを接種された別の医療従事者に、緊急的な措置が施されたという。

 

この医療従事者は、ワクチン注射の10分後に目の腫れ、立ちくらみ、喉のかゆみを経験したと言われている。ただし、命に係わるアナフィラキシーの副作用は見られなかったそうだ。

 

英でアレルギーのある人に副作用

 

ファイザーのワクチンは、アメリカやイギリスですでに接種が始められており、28日の間隔を開けて、2回投与する必要があるという。

 

治験では新型コロナの感染を防ぐ効果が約94%あると発表されたが、治験に参加した被験者の中には、数は少ないが、やはり発熱や体の痛みなどを訴える人がいたとされている。

 

また先週、イギリスでアレルギーを持っていた2人の医療従事者にも、接種後にアナフィラキシーのような副作用が出たことが報じられている。このためイギリスの規制当局は、過去にアレルギーを起こしたことがある人には、ワクチン接種を控えるよう呼びかけていた。

 

ファイザーの新型コロナ・ワクチンはイギリスで、接種開始から1週目で、すでに13万8000人に投与されたという。(了)

 

 

出典元:Anchorage Daily News:Alaska health care worker hospitalized overnight and another received brief emergency treatment after COVID-19 vaccine(12/16)

出典元:KRON4:Health care worker has allergic reaction to Pfizer’s COVID vaccine(12/16)

出典元:METRO:Hospital worker with no prior allergies in intensive care with severe reaction after Pfizer Covid vaccine(12/16)

data-matched-content-ui-type="image_card_stacked" data-matched-content-rows-num="3" data-matched-content-columns-num="3" data-ad-format="autorelaxed">
Return Top