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新型コロナ・イギリス型の変異種、オリジナルより致死性が30%高まる可能性

新型コロナ・イギリス型の変異種、オリジナルより致死性が30%高まる可能性
flickr_NIAID

イギリスの首相が、国内で猛威をふるっている新型コロナウイルスの変異種に関して、従来のものより致死性が高い可能性があると発表した。

 

英首相が記者会見で述べる

 

イギリスのボリス・ジョンソン首相は22日、記者会見を開き、昨年ロンドンと南東部で見つかった新型コロナの変異種について話した。

 

そしてこの変異種が、現在の致死率の高さと関係している可能性があると述べた。

 

また英政府の感染症対策のアドバイザーであるSir Patrick Vallance氏も、変異種にかかって入院している人々の死ぬ可能性が高まるとする実際のエビデンスはないものの、より大きな死のリスクがあるとする「不確実」な証拠が存在すると語った。

 

30%致死性が高い可能性

 

Vallance氏は記者会見で、実際に次のように述べたという。

 

「病院やウイルスに感染している患者のデータをみる限り、新型コロナのオリジナルと変異種に感染した人の結果は同じように見えます。そのため(変異種により)入院患者の致死率が増加しているという現実的なエビデンスはありません」

 

「しかしながら、陽性となった人のデータを見た時、古いウイルスに感染した人に比べ、変異種に感染した人は、(死亡の)リスクが高いといった証拠があります」

 

Vallance氏は、この証拠はまだ「強固なものではない」と強調しているが、同時に変異種がオリジナルよりも30%致死性が高い可能性を示唆しているという。

 

具体的には60代の男性で考えると、オリジナルのウイルスに1000人感染した場合、約10人が死亡すると予想されているが、変異種の場合、1000人のうち13人から14人が死ぬ可能性があるそうだ。

 

無論、これらの割合は年齢によって大きく異なる。ただイギリス型の変異種は、感染力が30%から70%高まると言われていたが、これまではより致死率が高まるとは考えられていなかった。(BBCでは以前の研究でも、致死率が30%高い結果があるとしている)

 

一方でジョンソン首相は、これまでの全てのエビデンスでは、ファイザーやオックスフォード大の新型コロナワクチンがオリジナルや変異種(恐らくイギリス型)にも効果があることを示している、と述べたという。

 

ただBBCでは、南アフリカ型やブラジル型の変異種は、ワクチンの影響を受けにくい可能性が懸念されている、とも伝えている。(了)

 

 

出典元:METRO:Mutant Covid strain ‘may be significantly more deadly than original virus’(1/22)

出典元:BBC:Coronavirus: UK variant ‘may be more deadly’(1/22)

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