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中国が独自の宇宙ステーション建設開始、最初のモジュールを打ち上げ

中国が独自の宇宙ステーション建設開始、最初のモジュールを打ち上げ
Wikimedia commons/Penyulap

国際宇宙ステーション(ISS)に対抗する独自の宇宙ステーション建設を目指す中国。4月29日、その最初のモジュールの打ち上げに成功した。

 

メディアが報じたところによると、今後数回にわたってモジュールが打ち上げられ、建設完了は2022年になるとのこと。

 

宇宙ステーションの最初のモジュール

 

打ち上げが行われたのは、中国・海南省にある文昌衛星発射場。「天和」と名付けられたモジュールが、大型ロケット「長征5号B遥2」によって宇宙に運ばれた。打ち上げの様子は中国国営放送がYouTubeに投稿した動画で(34:40あたりから)見ることができる。

 

モジュール「天和」は重量22トン、長さ16.6メートル、最大直径4.2メートルの円筒形で、宇宙ステーションの管理・制御および乗務員の居住区(約50立方メートル)となるコアモジュールであると伝えられている。

 

打ち上げられた「天和」は無人だが、今年6月にはさっそく3名の宇宙飛行士が送り込まれ、3ヶ月の滞在期間中に、ライフサポートシステムとメンテナンスに関するテストを行う予定だそう。

 

「天宮」の完成を目指して

 

米国の反対により、国際宇宙ステーション(ISS)のプロジェクトに参加できなかった中国は、独自の宇宙ステーション「天宮」を建設しようとしている。今回打ち上げられたのは、そのモジュールの1つ。

 

今後「問天」「夢天」という2つの実験室モジュールをドッキングさせて、宇宙ステーション「天宮」は完成する。全体の大きさは、国際宇宙ステーション(ISS)の5分の1ほどであり、決して大きくはない。滞在できる宇宙飛行士は3名だそう。

 

主要なミッションは、国際宇宙ステーションと同様、様々な宇宙実験になるらしいが、もう1つ、中国の国力を示すという意義も「天宮」にはあるようだ。アメリカ海軍大学校のDavid Burbach教授は、メディアにこう話している。

 

「科学技術と有人宇宙飛行の分野において、中国はワールドクラスのプレーヤーである、ということを、世界に、そして自国民にデモンストレーションしたいのです」(了)

 

出典元:CNN:China successfully launches first module of planned space station(4/29)

出典元:cnet:China launches core module for new space station: What you need to know(4/29)

出典元:Wikipedia:天宮(宇宙ステーション)

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