山中に仕掛けたカメラに写っていた意外な生物の正体は?
アメリカ・モンタナ州の山中にカメラを設置し、野生動物たちの自然な姿をとらえる活動をしている写真家が、予想外の生命体の姿をとらえて人々の心を動かしている。
その写真がこちらだ。
Thankful to this unknown man for striking a pose and for not messing with my camera set up after he stumbled upon it. Also added, a bobcat using the log just a couple weeks prior. #cameratrap #trailcam #photobomb pic.twitter.com/p4XJ9wSVdI
— Jeff Wirth (@burningxjeff) August 3, 2020
立派に成長した野生のニンゲンが、大木の上でリラックスした様子でカメラを見ている。下のボブキャットの姿が本来撮りたかったものだ。
山にしかけたカメラがとらえた写真
写真家のJeff Wirthさんは、動きを感知してシャッターを切る仕組みを施したカメラを山中に設置し、野生動物の姿をとらえている写真家だ。
カメラのデータを1ヵ月に1度確認しているという。今までカメラがニンゲンの姿を捕らえたことはなかったためとても驚き、山の中で大爆笑してしまったそうだ。
そのニンゲンは、他にも様々なポーズを見せてくれていた。
Some other photos from this special visit pic.twitter.com/10J6DQ38BD
— Jeff Wirth (@burningxjeff) August 4, 2020
— Jeff Wirth (@burningxjeff) August 4, 2020
カメラに気が付いたのに触ることなく、ただ被写体になることを選んだ彼にWirthさんは感謝の言葉を口にしている。
この投稿は8月4日に投稿されると、6700件以上のリツイートと、32800件以上のいいねを集めた。
山の自然を守る男性だった
Wirthさんの投稿が拡散されると、彼のもとに一人の男性からダイレクトメッセージが送られてきた。
それがBen Sizemoreさん。この被写体の男性だ。もちろん彼は野生のニンゲンではなく、この山の外来植物を管理する仕事をしている男性だった。(下の投稿はSizemoreさんの勤務先で撮影したもの。2枚目に本人の姿)
設置したカメラがとらえた野生動物たち
Wirthさんは今までに、数々の野生動物たちの姿をカメラにおさめている。
現在、Wirthさんは彼とボブキャットを合成したポストカードを15ドルで販売中だ。最初の200枚はBenさんの直筆サイン付きだというが、現時点で売れているのかは謎だ。(了)
参考:Burning Hearts Media「Log man and bobcat strike a pose」
参考:Bored Panda「Photographer Finds A Surprise Visitor When Checking Pics On His Camera Trap」(8/11)