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ペルーで発見された「エイリアンのミイラ」から、人のものではない指紋が見つかり謎が深まる

ペルーで発見された「エイリアンのミイラ」から、人のものではない指紋が見つかり謎が深まる
X/McDowell Law Firm@pikespeaklaw

昨年ペルーで見つかった人型の「エイリアンのミイラ」。当初から懐疑的な見方がされ、調査に当たった南米ペルー文化省はこれを、「鳥や犬など動物の骨と人骨、紙、金属などを合成接着剤でつなぎ合わせて作られた人形」だと発表した。

 

その後も専門家による調査が続けられており、最近、新たな発見があった。マリアと名付けられたそのミイラ(2体あるうちの1体)の指には、人間にはない直線状の指紋があるという。

 

アメリカの専門家による調査

 

今年4月、アメリカの前コロラド州検事であり、現在は弁護士として活動するJoshua McDowell氏が調査団を結成し、「エイリアンのミイラ」が保存されているペルーに渡った。

 

調査団のメンバーは、コロラド州デンバー市の検死官1名、メリーランド州検視局の法人類学者1名、そしてMcDowell氏の父であり前コロラド大学教授でもある法歯学者のJohn McDowell氏ら計3名の専門家と、胡散臭いUFO研究家とも言われるメキシコのJosé Jaime Maussan氏だ。

 

McDowell氏は、マリアの直線状の指紋について、海外メディアにこう話している。

 

「刑事裁判の弁護士であり、州検事としても働いたことのある私は、多くの指紋を見てきましたが、この指紋は普通ではありません。従来の人間の指紋のパターンではないのです。輪や渦が無いのです。ほとんど直線で構成されているように見えます」

 

下にあるのは、Maussan氏と共に調査に参加したメキシコの専門家がXに投稿した指紋の写真。

 

X/Jose Baizan@JoseB45355682

結論を出すには早すぎる

 

マリアともう1体のミイラ(らしきもの)は、身長約4フィート(約121cm)、細長い頭部と手指が3本しかないのが特徴だ。ペルー政府当局は、人為的に作られた人形だと言っているが、発見者であるUFO研究家のMaussan氏は、いまだに「地球外生命体だ」と主張している。

 

 

今回の調査を行なったMcDowell氏は、ミイラの出自について何かを言うには「今はあまりに時期尚早だ」と話している。(了)

 

出典元:New York Post:3-fingered ‘alien mummies’ found in Peru have fingerprints that do not appear to be human: report(7/23)
出典元:MailOnline:Mystery around controversial Peru ‘alien mummies’ deepens after new fingerprint analysis indicates they’re NOT ‘HUMAN’(7/23)
出典元:朝日新聞:メキシコ議会に登場「宇宙人」の正体は ペルー調査では「地球由来」(1/15)

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