陸上大会で前代未聞の出来事!リレー中に女子選手が相手にバトンで殴られる【動画】

YouTube/WSET ABC 13
アメリカのバージニア州で開かれた陸上競技大会で、リレー中に女子選手がバトンでライバルから頭を殴られる、前代未聞の出来事が起きた。
リレーで走っている最中に殴られる
3月7日、バージニア州のリバティ大学では、「VHSLクラス3州室内選手権」が開催されていたという。
そしてブルックビル高校2年生の女性、ケーレン・タッカー選手は4×200メートルリレーに出場したそうだ。
レース中、タッカー選手はICノーコム高校の対戦相手を抜こうとしていたが、その際対戦相手がタッカー選手の頭をバトンで殴ったという。
結局、タッカー選手はコースを外れて倒れ込み、チームはレースから撤退することに。その様子がこちら。
殴る前から邪魔をしていた
タッカー選手によれば、すでにトラックのカーブに差し掛かった時から、ICノーコム高校の対戦相手は腕にぶつかり続け、邪魔をしてきたという。
そしてバトンで殴られた後、タッカー選手はコースを外れて倒れたが、その後、頭痛を感じたために医師の診察を受けたそうだ。
医師は後に、タッカー選手が脳震盪を起こし、頭蓋骨骨折の可能性もあると診断した。
にもかかわらず、ICノーコム高校のコーチや、殴ったランナーも理由を語らず、謝罪もしていないという。
このためタッカー選手の母親は、この事件をスポーツ団体に報告し、同団体はその後、暴行容疑の調査を開始したそうだ。(了)
出典元:Local12:VIDEO: High school sprinter injured in alleged baton attack during state title race(3/10)