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米戦略軍が大晦日にしたツイートに非難が殺到、その後削除され謝罪へ

米戦略軍が大晦日にしたツイートに非難が殺到、その後削除され謝罪へ
YouTube/AS2017

米戦略軍は、大晦日にツイートした内容に関し謝罪し、その後投稿を削除した。

 

爆撃機の動画とともにツイート

 

核戦争に備えた監視や警戒、作戦立案を行っている米戦略軍は12月31日、「B-2」爆撃機の動画とともに、次のようにツイートした。

 

「新年に向けてタイムズ・スクエアの伝統行事の鐘が、大きなボールを落とすことによって鳴らされます。もし必要になれば、私たちはいつでも(そのボールよりも)、ずっとずっと大きなものを落とす準備はできている。(動画を)最後まで見てください!」

 

Twitter/US Strategic Command

 

その時の動画は下になる。

 

 

しかしこのツイートはその後、多くの人々の反感を買い、その後戦略軍によって削除され、彼らは「悪趣味でした。これは私たちの価値感を反映していません」とし、謝罪した。

 

さまざまな批判が寄せられる

 

ニューヨークのタイムズ・スクエアでは毎年、新年のスタートを記念して、「タイム・ボール」と呼ばれる大きな球が落とされることになっている。

 

この行事は1907年から始められ、新年へのカウントダウンと共に明るく輝いた球が1分間で43m下に落とされるが、その前に先ほどのメッセージがツイッターに投稿されたという。

 

米政府倫理局の前局長であるWalter M Shaub Jr氏は「どんなマニアックな連中が、この国を運営しているんだ?」とツイート。

 

さらに『核の悪夢』の著者であるJoe Cirincion氏も次のようにツイートして、非難した。

 

「最初、それが現実のものとは信じられませんでした。でもそうでした。それは異常なものを倍にした業界の広告です。米戦略軍による自慢するためのジョークです。恥ずべきことだ」

 

米戦略軍は10ある統合軍の1つで、ネブラスカ州のオファット空軍基地を本拠地にし、「平和がわれわれの仕事だ」というスローガンを掲げているそうだ。(了)

 

 

出典元:BBC:New Year 2019: US military apologises for bomb tweet(1/1)

出典元:The New York Times:Strategic Command Apologizes for Tweet About Dropping Bomb(1/1)

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