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今夜は「ストロベリームーン」、恋を叶える月が夜空に浮かぶ

今夜は「ストロベリームーン」、恋を叶える月が夜空に浮かぶ
Twitter/Angel Bellizia

6月17日から18日の朝方にかけて、夜空に「ストロベリームーン」と呼ばれる満月が浮かぶのをご存じだろうか。

 

恋を叶えてくれる月

 

もっともこの「ストロベリームーン」はアメリカの先住民が、イチゴの収穫時期にちなんでつけた名称と言われている。

 

そのため実際にピンク色に染まるわけではないのだが、17日の20時頃に南東から月が昇り始めた時には、やや赤みを帯びた色になるかもしれない。

 

コニカミノルタ・プラネタリウムのサイトによれば、夏至の頃は月が低く昇るため大気の影響を受けやすく赤みがかることが多いので、赤い苺と結び付けた可能性もあるという。

 

またストロベリームーンは別名『恋を叶えてくれる月』とも呼ばれ、「好きな人と一緒に見るとその人と結ばれる」というロマンチックな言い伝えもあるそうだ。

 

7月以降の満月の名前とは?

 

ちなみに今年の7月以降の満月の時期と、アメリカ圏での名称は次のようになっている。

 

●7月16日:男鹿月(Buck moon)

 

この時期、男鹿の角が最も成長することから名付けられたとか。

 

●8月15日:チョウザメ月(Sturgeon moon)

 

この頃に、5大湖で大きな魚が捕獲されることが名前の由来だという。またレッドムーンとも呼ばれている。

 

●9月14日:収穫月(Harvest moon )

 

この時期はコーンが収穫されると言われている。

 

●10月13日:狩猟月(Hunter’s moon )

 

ちょうどこの頃から、冬のために肉を保存し始めることから名付けられたようだ。

 

●11月12日:ビーバー月(Beaver moon)

 

この時期から水が凍るため、その前にビーバーをとらえる罠を仕掛け始めるという。

 

●12月12日:コールドムーン(Cold moon)

 

1年で最も夜が長い時期として名付けられたとか。

 

各地の今夜の天気は

 

ウェザーニュースによれば、今夜は東海から近畿エリアが最も雲がかかりにくく、北海道の各地や東北太平洋側から九州北部も雲の間や雲越しに月を見られるチャンスがあるという。

 

北陸から東北の日本海側と北海道の道東は雨の降るところもあって、月は分厚い雲に覆われ、九州南部や沖縄も雲が多く、観測にはあいにくの空模様になりそうだとか。

 

今夜見れなかった地域の方々は、来月以降に期待していただきたい。(了)

 

 

出典元:ウェザーニュース:今夜は満月ストロベリームーンの由来は?(6/17)

出典元:KONICA MINOLTA:ストロベリームーン

出典元:lehighvalleylive.com:Everything to know about the ‘strawberry moon’: Meaning, other nicknames and when to see the June 2019 full moon(6/14)

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