来日した米・体操女子選手1人が新型コロナ陽性、もう1人も自主隔離へ
アメリカの体操選手が来日後、検査で新型コロナウイルスの陽性と判定された。
2人の補欠選手が自主隔離
その体操選手とは、Kara Eakerさん(18)。彼女はアメリカの体操チームの補欠選手として、すでに来日していたという。
彼女は2カ月前に新型コロナのワクチン接種を終えていたが、先日オリンピック・トレーニング・キャンプで検査した結果、陽性と判定された。
そして現在、Eaker選手と、同じコーチの指導を受けている補欠のLeanne Wong選手が、それぞれ自主隔離に入っているそうだ。
アメリカの体操協会も、2人の名前を明らかにしてはいないものの、陽性反応が出た選手ともう一人の補欠選手は、追加の隔離制限を受けることになると述べている。
また声明で「オリンピック選手は、当初の予定通り、別の宿泊施設と別のトレーニング施設に移動し、大会に向けた準備を継続します」と述べている。
6人の代表選手と一緒に来日
すでに報道では、選手や関係者が陽性反応を示したと連日伝えられているが、Eaker選手は、アメリカ選手団の中で、最初に陽性になった選手となる。
またEaker選手を含む4人の補欠選手は、世界選手権およびオリンピックのチャンピオンであるSimone Biles選手を含む、6人の代表選手とともに日本へ渡航していた。
Eaker選手は一度「偽陽性」が疑われ、その後の検査で一度は「陰性」になったという。しかし、後日複数の検査をした結果、陽性と判断された。
現在、Eaker選手の体調は良好で、新型コロナの症状は出ていないという。(了)
出典元:ABC News:US Olympic gymnastics alternate tests positive for virus(7/20)