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ロシア軍はあと3日で食料や弾薬が尽きる可能性、ウクライナ軍報告

ロシア軍はあと3日で食料や弾薬が尽きる可能性、ウクライナ軍報告
Twitter/Генеральний штаб ЗСУ

ロシア軍の備蓄している食料や弾薬などが、数日間しか持たない可能性をウクライナ軍が指摘している。

 

食料や弾薬、燃料も不足

 

ウクライナ軍は3月22日の朝、定例の作戦報告を発表し、ロシア軍の食料や弾薬が3日以上持たない可能性を明らかにした。

 

またウクライナ軍の関係者によれば、ロシア軍は燃料についても同様の状況であり、兵站の失敗の背景には、ニーズを満たすための輸送網(パイプライン)を構築できなかったことが挙げられるという。

 

さらにウクライナ軍は、北東部スムイ州のオクティルカ地区で、「不服従」により、約300人のロシア軍の兵士が命令の遂行を拒否したと発表した。

 

東部ではロシア軍が市民を動員

 

東部のルガンスク州では、ロシア軍が一時的に占領した地域で、マンパワーの損失が大きいため、市民を動員。

 

しかし人口の大部分が占領者の政策を支持しておらず、武器を取ることを望まず、軍から隠れているという。

 

しかも動員される人々はほとんどが軍務についたことがなく、軍事的専門性も持っていないそうだ。

 

ウクライナ軍はまた3月21日だけで、ロシア軍が300人の人員を失ったと推定している。

 

ただし今後もロシア軍は陰湿なミサイルや爆弾の攻撃を行い、航空機や高精度兵器、無差別弾を使用してウクライナの重要インフラに砲撃を行うことが予想されるという。

 

キエフ西部の町、マカリフを奪還

 

またウクライナ軍参謀本部の最新情報によれば、同軍は首都キエフの西50kmの地点にあるマカリフの街からロシア軍を押し出し、奪還したという。

 

ウクライナ軍の反撃により、ロシア軍は街の境界線に後退せざるを得なくなり、ウクライナの国旗が、再びマカリフの町に掲げられたそうだ。

 

ただし3日前には、ロシア軍の迫撃砲による攻撃で、7人の住民も死亡したという。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Zelenskiy urges talks with Putin; Biden flags ‘clear sign’ Russia considering chemical weapons – live(3/22)

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