ウクライナ軍には、射撃で金メダルを獲得した女性兵士がいた!
ウクライナ軍に、ユース・オリンピックの金メダリストがいるとして、注目を集めている。
バイアスロンで金メダルを獲得
そのメダリストとは、ウクライナ北東部の都市、チェルニヒウ出身のクリスティーナ・ドミトレンコさん(22)だ。
彼女は、2016年のユース・オリンピック(14歳から18歳対象)において、バイアスロンで金メダルを獲得したという。
バイアスロンとは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせたスポーツのことだ。
Kristina Dmitrenko, who won gold at the Youth Olympics, now has her targets set on Russian soldiers. https://t.co/eLPHyezyXa
— Newsweek (@Newsweek) May 14, 2022
ロシア軍侵攻時も、国際大会の準備
そして今年2月、ロシア軍がウクライナに侵攻を始めた時も、イタリアでの国際大会の準備をしていたという。
しかしその後、祖国を守るため、ウクライナ国家警備隊に入隊。武器を手に取り、ロシア軍と戦ってきたそうだ。
クリスティーナさんは取材に対して、次のように語っている。
「こんなことになるなんて、人生で一度も考えたことがありませんでした。誰もこんなこと想像できないわ。私は上手に撃つので、侵略者に(生き残る)チャンスはないでしょう。たとえ一時的にバイアスロン・ライフルからマシンガンに持ち替えても、どんな武器であれ、私は最後まで立ち向かいます。勝利は必ず我々のものになる」
ロシアが侵攻した2月24日、当時クリスティーナさんはジュニアナショナルチームとともにカルパチア山脈(チェコ共和国からルーマニアに続く)に合宿に出かけていたという。
その時、故郷のチェルニヒウや首都・キーウの友人から、母国の恐ろしい写真などが送られてきたそうだ。(了)
出典元:MailOnline:The Olympic star shooter with her sights on Moscow’s troops: Ukrainian gold medallist, 22, warns Putin’s forces that they ‘won’t have a chance’(5/14)