イギリス・チャールズ国王の戴冠式に死神?寺院に黒い人の姿が
昨年9月に即位したイギリス国王チャールズ3世の戴冠式が、6日の午前11時、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた。
英など14カ国の元首となる
バッキンガム宮殿を出てウェストミンスター寺院に到着したチャールズ国王は、寺院の中央まで、宗教指導者やイギリス連邦の代表や総督らとともに進んだという。
そしてチャールズ国王とカミラ王妃が「王と配偶者の椅子」に座ると、カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏が、チャールズ国王を「まごうかたなき、疑いようのない国王」と宣言。集まった人々は「神よ、王を救いたまえ!」と声を合わせ、トランペットが鳴り響いた。
チャールズ皇太子は昨年9月、母親の死去に伴い国王に即位していたが、この日に正式に王冠を手にし、イギリスとオーストラリアやバハマなど14カ国の元首となった。
故エリザベス女王が1953年にウェストミンスター寺院で戴冠して以来、70年ぶりの儀式となる。
寺院の入口付近に黒い服の人物
一方、ネットでは、戴冠式が行われる前に、ウェストミンスター寺院に黒い人影が現れたとして、その動画に注目が集まっている。
その映像は、来賓が寺院に入る前の様子を捉えたものらしく、入口付近に黒い服を着て、長い棒のようなものを持った人が、横切る様子が映っていた。
Anyone else just notice the Grim Reaper at Westminster Abbey? 👀#Coronation pic.twitter.com/77s4XIY17i
— Joe (@realjoegreeeen) May 6, 2023
この動画を投稿したのは、Twitterユーザーの「@realjoegreeeen」さん。彼は「ウェストミンスター寺院で死神に気づいた人、他にいますか?」と呟いた。
現在までに動画は約50万回再生され、多くの人がリツイートや同様の動画を投稿している。
一方で、動画を見たある人物は「あれは本物なのか?」と疑問を呈したという。
あの黒い服を着た人物が何者なのか、または動画が加工されていないのかは、分かっていないが、少しどきりとする場面と言えるだろう。(了)
出典元:METRO:People are convinced they spotted the Grim Reaper at the King’s coronation(5/6)
出典元:BBC:英チャールズ国王とカミラ王妃が戴冠 パレードに多くの人々(5/6)