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ロシアの宇宙飛行士がISSでの滞在期間の記録を更新、地球へ帰還

ロシアの宇宙飛行士がISSでの滞在期間の記録を更新、地球へ帰還
X_Ana Julia

ロシアのコスモノート(宇宙飛行士)が、国際宇宙ステーション(ISS)での滞在期間の記録を更新し、無事に地球に帰還した。

 

累計で1111日間を過ごす

 

その宇宙飛行士とは、退役軍人のオレグ・コノネンコ氏(60)だ。彼は9月23日、ISSでの1年間の滞在を終え、無事地球に帰還したという。

 

コノネンコ氏は2008年以来、ISSへの5つの異なるミッションに参加。宇宙での滞在日数の総計を積み上げ、今年の2月には、宇宙滞在日数の累計最長記録、878日を上回ったそうだ。

 

そして今回、連続ではないものの、宇宙で1111日間を過ごし、累計の滞在記録をさらに更新したという。この記録は、今後何年も破られないと考えられている。

 

ISSでの連続滞在記録も更新

 

今回、コノネンコ氏はロシア人の宇宙飛行士、Nikolai Chub氏と、NASAのトレイシー・コールドウェル・ダイソン氏らとともに、ロシアの「ソユーズMS-25」で地球に帰還したという。

 

コノネンコ氏とNikolai Chub氏は、国際宇宙ステーションで連続374日間という滞在記録を更新。またダイソン氏も184日間、宇宙に滞在し続けた。

 

 

コノネンコ氏は、これまでに累計で地球の周りを約1万7800回も飛行し、7回の異なる船外活動を通じ、宇宙空間で44時間以上を過ごしたそうだ。彼はISSを離れる際、次のように語っていた。

 

「友情を育んでくれた乗組員全員に感謝します。国際宇宙ステーションで大家族として一緒に仕事をし、一緒に過ごすことができて、とても楽しい時間でした。今、私は第二の故郷を離れるところです」

 

コノネンコ氏がまだ破っていない記録は、同じくロシア人宇宙飛行士のValeri Polyakov氏が「ミール宇宙ステーション」で達成した、437日間の連続宇宙滞在日数になるという。(了)

 

出典元:Livescience:Russian cosmonaut returns to Earth after completing record-breaking 1,111th day in space(9/27)

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