Facebook/Thailand Nursing and Midwifery Council

昨年11月、東京都台東区の浅草駅で、日本を旅行中のタイ人の女性看護師が、高齢男性を救護し、ネットでも賞賛の声が寄せられている。

CPRを実施し、救命処置

産経新聞によれば、その女性はタイの警察病院に勤務する看護師、スナリー・キアオスラップ警部補だという。

彼女は昨年11月27日正午ごろ、東京メトロ銀座線浅草駅のホームで倒れ、意識を失った日本人の男性に救命処置を行ったという。

スナリーさんは、すぐに男性の意識レベルと生体反応を確認し、脈拍がなかったため、心肺蘇生法（CPR）を実施。その後、駅員に頼んで自動体外式除細動器（AED）を持ってきてもらい、男性に装着したそうだ。

しかし、AEDを作動させる前に男性の脈が回復したため、彼女はやがて駆け付けた救急隊員に引き継いだという。

東京メトロも感謝のコメント

タイの看護師協会は1月21日、フェイスブックで、スナリーさんの行動を称賛。「即座に他者を助けるその姿勢と、無償のボランティア精神は、看護職の知識と能力を社会のために活用し、人々に幸福をもたらす模範である」とコメントした。

また東京メトロも、事実関係を認めた上で「救護活動を手伝ってくれた女性は名乗らずに立ち去ったが、ご協力に感謝したい」と述べた。

産経新聞の「X」にも、感謝の言葉など、多くのコメントが寄せられている。

「『名乗らず立ち去った』人生で1回でいいから言われてみたいセリフ」

「偉い＼(^o^)／タイの看護師さんありがとう」

「すごいなぁ名乗らずに立ち去ったのもかっこいいけど 、旅行先で対応できるの、プロという感じでかっこいい！」

「素晴らし。旅行先でこれは凄いね。スナリー警部補の私服ギャップかわいいね」（了）

出典元：産経新聞：日本旅行中のタイの女性看護師、浅草駅で倒れた高齢男性救護　東京メトロ「ご協力に感謝」(1/22)

出典元：Facebook：Thailand Nursing and Midwifery Council