ハクトウワシの可愛い赤ちゃんが誕生、ライブカメラ映像が話題に

アメリカのカリフォルニア州で、ハクトウワシのカップルが卵を産み、巣のライブカメラの映像に注目が集まっているという。
今年になって巣に3つの卵を発見
そのハクトウワシとは、カリフォルニア州南部のサン・バーナーディーノ山脈で暮らす、「ジャッキー」と「シャドー」だ。
非営利団体「フレンズ・オブ・ビッグ・ベア・バレー」は彼らの巣に、ライブカメラを設置。2023年には、2羽が2つの卵を抱えている姿が映し出され、世界中で人気を博したという。
結局、2つの卵は孵化しなかったが、今年になって巣に3つの卵が産み落とされているのが発見された。
そして3月3日には、3つの卵のうち、2つにひびが入っていることが確認されたという。
This beloved bald eagle couple welcomes two new chicks, their first hatchlings in three years! 🦅https://t.co/elX0lOprYY pic.twitter.com/Le4OqYN6wS
— Good Morning America (@GMA) March 4, 2025
2羽が誕生、3つ目の卵は監視中
3日の夜までに、3つの卵のうち1つから、ワシのヒナが孵り、2羽目のヒナが4日の午後に孵化し始めたそうだ。
また3つ目の卵は、現在も監視が続いているという。「フレンズ・オブ・ビッグ・ベア・バレー」は2羽の誕生について、次のように述べている。
「今朝の明け方までに、ヒナ1号は、柔らかい灰色の毛が乾燥して、ふわふわの毛玉になっていました。その後、ヒナ2号が殻から『Zippering』をしながら出始めました」
同団体によると、「Zippering」とは「孵化の最終段階で、小さなヒナが卵の歯を殻に突き刺し、足を使って殻を回転させ、ほぼ一直線に殻を完全に割ること」だという。
2007年以降、ハクトウワシは絶滅危惧種ではなくなったが、保護対象種であることに変わりはなく、ハクトウワシやその巣、卵を傷つけたり、殺したり、売ったりすることは違法になるそうだ。(了)
出典元:GMA:Bald eagle nest cam delights thousands watching chicks hatch(3/5)