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アメリカのマサチューセッツ州で、家の玄関先に、小さなアライグマの子供が見つかり、保護された。

びしょ濡れになった姿で発見

そのアライグマの子供が見つかったのは、マサチューセッツ州の町、Belchertownにある民家とされている。

同町の動物管理官であるサラ・バーンズ氏は、現場に呼ばれた時、家の玄関先で、びしょ濡れになったアライグマの子供を発見した。

アライグマの子供は恐怖に怯えて、震えながらも2本の足で立っていたという。その様子がこちら。

Adorable baby raccoon found sopping wet on doorstep https://t.co/LEUeKTsWVg pic.twitter.com/dTvbAusVO6

— New York Post (@nypost) June 12, 2025

前夜の暴風雨を耐え抜く

実は発見される前夜、町は暴風雨に襲われており、アライグマの子供は何とか、耐え抜いたそうだ。

バーンズ氏はアライグマの母親を探したが、見つからなかったため、この子供を保護。タオルで包み、ライデン野生動物リハビリテーションセンターへ連れて行ったという。

センターでアライグマの子供は、すぐにエサを食べ始め、落ち着いた様子を見せたそうだ。

この子供はまだ生後2カ月強と推定され、自力で生き延びるにはまだ幼すぎるため、ライデンセンターが野生に返せる状態になるまで保護することになった。

バーンズ氏も「現在、ライデン野生動物リハビリテーションセンターがアライグマを保護しています。順調に回復しています。リハビリテーションを受け、準備が整い次第、元の家に戻される予定です」と述べている。

ネットにもユーザーから「赤ちゃんアライグマが立っているのを、見たことがない！」や「まるでドアにいる、小さな用心棒みたい」といったコメントが寄せられたという。（了）

出典元：NYPost：Baby raccoon rescued after getting soaked in Massachusetts storm(6/12)