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アメリカ・カリフォルニア州の動物園で、ゴリラがガラスを割る、衝撃的なシーンが撮影された。

10歳になるオスのゴリラ

その様子が撮影されたのは、カリフォルニア州にあるサンディエゴ動物園だ。

10月11日、この動物園で飼育されていた10歳になるオスのゴリラ「デニー」が、突然来園者のいるガラスの方へ突進していったという。

そして激しくぶつかり、なんとガラスにひびを入れたそうだ。ガラスの前にいた来園者は息を飲み、やがてその場を離れたという。

Eyewitness video captured the heart-stopping moment a gorilla rushed the glass at a viewing enclosure in San Diego Zoo, leaving it cracked and startling bystanders. pic.twitter.com/uUSl1E7Zu6

— ABC News (@ABC) October 14, 2025

3層強化ガラスにひびを入れる

サンディエゴ動物園によれば、「デニー」は3層強化ガラスにひびを入れたが、ケガはしていなかったという。また動物園側は、次のように述べている。

「特に思春期のオスのゴリラが、このような行動を示すのはよくあることです。エネルギーを爆発させたり、突進したり、物を引きずったり、横に走ったりするのは、若いオスにとっては自然なことです」

「デニー」は2014年12月26日、サンディエゴ動物園で生まれ、母親のジェシカは当時、「デニー」をガラス張りの観覧エリアに連れて行き、そこで眠ったり授乳したりする様子を来場者に見えるようにしたという。

誕生以来、「デニー」の写真や動画は動物園のSNSで共有され、ユーザーからも「かわいい」という声が寄せられ、人々に愛されてきたそうだ。（了）

出典元：USA TODAY：Video shows gorilla at San Diego Zoo break glass viewing platform(10/14)