トランプ大統領、抗議デモの参加者にウンコ爆弾を投下する動画を投稿

10月18日、アメリカ全土でトランプ政権を批判する抗議デモが行われたが、トランプ氏はそれに対抗するように、ある動画をSNSに投稿した。
「王はいらない」抗議デモに対抗
アメリカの50州では18日に、「王はいらない(No Kings)」という抗議デモが行われ、デモ参加者が「王様のように振舞う」トランプ氏を批判し、町を行進した。
これに対抗するように、トランプ氏はその後、自らのSNS「Truth Social」において、AIで生成された動画を投稿した。
そこには「キング・トランプ」と書かれた戦闘機を操縦する王様のトランプ氏が、デモ参加者の上空を飛行し、ウンコ爆弾を投下する様子が映っていた。それがこちら。
Trump posted an AI video of himself wearing a crown and dumping shit from a “King Trump” jet on No Kings protesters.
This is where we are as a country. pic.twitter.com/rnzUkJ4C4K
— PatriotTakes 🇺🇸 (@patriottakes) October 19, 2025
1776年にイギリスから独立
もっともトランプ氏が、自らを君主のように見せるのは、今回が初めてではない。
今年2月にもホワイトハウスは、AIが生成したと思われる王冠をかぶったトランプ氏のイラストに、「国王万歳」というキャプションを付けて投稿し、批判を浴びた。
“CONGESTION PRICING IS DEAD. Manhattan, and all of New York, is SAVED. LONG LIVE THE KING!”
–President Donald J. Trump pic.twitter.com/IMr4tq0sMB— The White House (@WhiteHouse) February 19, 2025
そもそもアメリカは1776年、当時のイギリスの国王、ジョージ6世の統治を拒否し、独立を宣言して建国されたという。
ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は、トランプ大統領の2月のツイートに対し、「ニューヨークは250年以上も国王の下で暮らしておらず、これからも決してそうではない。(略)この街の通りで戦いが繰り広げられた。我々は国王に立ち向かい、そして勝利した。そしてこれからも勝利するだろう」と反論した。
今回のウンコ爆弾の動画もそうだが、トランプ政権はもはや自分たちが子供っぽくみられることを、全く気にしていないとの見方が出ている。(了)
出典元:METRO:Trump posts AI video of himself as king bombing protesters with excrement(10/19)