イランを脅迫し続けるトランプ氏をMAGAが批判、大統領の罷免を求める

アメリカのトランプ大統領がイランへの脅迫を強める中、MAGAの支持者が次々と離反している。
「大量虐殺を企む狂人」
そもそもトランプ大統領は、選挙公約であった「アメリカを外国の紛争に介入させない」という約束を反故にしたとして、多くの支持者から非難されてきた。
そしてトランプ氏は4月7日、イランがホルムズ海峡再開を含む合意を拒否した場合、「今夜、1つの文明全体が崩壊するだろう」と脅迫した。
この発言を受け、MAGAの支持者の中からも、大統領を「罷免」する声が上がった。
トランプ大統領の熱烈な支持者で、MAGAの象徴でもあった元下院議員のマージョリー・テイラー・グリーン氏は、民主党議員らと共に、憲法修正第25条に基づく大統領の罷免を求めた。
また数々の陰謀論を巻き散らし続けてきた右派系インフルエンサーであるアレックス・ジョーンズ氏も4月6日、自身のネット番組でトランプ大統領の罷免を訴えたという。
さらにMAGAの支持者だった政治活動家のキャンディス・オーウェンズ氏も、イランへの爆撃作戦への非難を改めて表明。トランプ大統領を「大量虐殺を企む狂人」と呼び、議会と軍に介入を求めた。
元FOXニュースのキャスター、タッカー・カールソン氏も、4月6日に配信された自身のネット番組で、イランへの戦略を「あらゆる面で卑劣だ」と非難。「紛争開始からわずか1カ月半、我々はイランの民間人を殺害するために軍事力を使うつもりだ」と非難した。
「これは戦争犯罪だ」
無論、民主党の議員からも、イランの民間インフラを攻撃するとのトランプ氏の脅迫について、批判が出ていた。
海軍出身の民主党、マーク・ケリー上院議員は、「発電所やその他の非軍事目標を標的にすると脅迫することは、強さの表れではない」とトランプ氏を批判。さらに次のように述べた。
「もしそのような言葉が、正当な軍事目的のない民間インフラを破壊する命令になれば、武力紛争法に違反しないと見るのは難しい。(略)民間人を苦しめる違法な命令は、アメリカ軍とアメリカにとって汚点となるだろう」
また民主党のクリス・マーフィー上院議員も、自身のウェブサイトの中で、トランプ大統領がホルムズ海峡の開放をイランに突きつけたことで、「大規模な戦争犯罪を始める」という脅迫を「さらに強めている」と主張し、次のように述べた。
「トランプ大統領の計画は、工場で働く人や道路を利用する何万人もの罪のないイラン人を殺害するだろう。これは戦争犯罪だ。彼(トランプ氏)の周りにいる人々、つまり彼を容認している人々は、こうした戦争犯罪を犯すのを止めなければならない。そして我々も、声を大にして訴えるべきだ」(了)
出典元:The Guardian:Maga movement splinters as Trump threatens to eradicate a ‘whole civilization’ if Iran doesn’t make deal – live(4/7)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Trump warns of attacks as Hormuz deal deadline nears(4/7)


























