ロシアの軍艦がデンマークのヘリに照明弾を発射、NATOの戦闘機がリトアニアでドローンを撃墜

ロシア軍はヨーロッパ各地で、挑発的な行為を繰り返しており、警戒が続いている。
デンマーク軍のヘリに2発の照明弾を発射
デンマーク軍によれば、ロシア軍のフリゲート艦は9月14日、バルト海を飛行していたヘリコプターに対して2発の照明弾を発射したという。
当時、デンマーク軍のヘリコプターはこれまでと同様、写真撮影をしていたが、照明弾の1つが機体のすぐ近くを通過したそうだ。
デンマークのJeppe Bruus国防相は、照明弾の発射前に警告や無線連絡は一切なく、照明弾がヘリコプターから「数メートル」の距離まで接近したと明らかにした。
デンマークのLars Løkke Rasmussen外相は9月15日、この事件でロシアの大使を召喚。「ロシアは、許容できる行動の範囲を徐々に広げている。これは全く容認できない行為であり、人命を危険にさらす可能性があった」と非難した。
リトアニアでドローンを撃墜
リトアニアでは、イタリアのNATO戦闘機により、爆発物を搭載したドローンが撃墜された。
リトアニア国家危機管理センターによると、ドローンは首都ビリニュスの西約100km、Kaunas貯水池近くの村付近に墜落し、ベラルーシから領空に侵入した可能性が高いという。
ドローンは約30分間、リトアニア領空にとどまり、迎撃されるまで人口密集地の郊外を飛行していたそうだ。
イタリアのGuido Crosetto国防相は、ドローンが「ほぼ間違いなく」ロシアから飛来したとの見方を示している。
ドイツのニーダーザクセン州のSteinhude湖付近でも9月14日、ドローンが墜落し、現在捜索が進められているという。墜落地点は、ドイツ軍のBundeswehr空軍基地からわずか800mほどの距離だったそうだ。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、デンマークとリトアニアでの事件は孤立したものではなく、「ロシアによる欧州への侵略と挑発という、より広範なパターンの一部であり、我々の準備態勢と決意を試すものだ」と発言。さらに、「ロシアは、我々の決意がますます強固になることを悟るだろう」と述べた。
アメリカのトランプ大統領は14日、ロシアとウクライナが互いのエネルギー関連施設を攻撃しないことで「合意した」と一方的に主張。しかしロシアとウクライナ双方は、14日から15日にかけてエネルギー施設への攻撃を継続した。(了)
出典元:The Guardian:Russian warship fires flares at Danish helicopter as Nato jets shoot down drone over Lithuania(9/15)


























