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トルコ沖で世界最古とされる難破船を発見、約4700年前と推定

トルコ沖で世界最古とされる難破船を発見、約4700年前と推定
X_Mehmet Nuri Ersoy

トルコ沖の海底で、約4700年前と推定される古代の難破船が発見され、その調査が進められた。

 

世界最古の難破船と認定

 

この難破船を発見したのは、トルコ・アクデニズ大学(Akdeniz University)の水中考古学者である、Hakan Öniz氏率いる研究チームだ。

 

彼らはトルコ南部のアンタルヤ県にあるKekova島の沖合で、発掘調査を行った際に、この難破船を発見したという。

 

難破船の木造部分は失われていたものの、そこで発見された陶器製の貯蔵容器や石製の錨が、紀元前2600年から2400年のものと年代測定され、世界最古の難破船と認定された。

 

他の場所で発見された陶器とも類似

 

発見された貯蔵容器「アンフォラ」は取っ手が2つ付いた大型の陶器で、初期青銅器時代のものとされ、現在のレバノンやシリア、イスラエル、パレスチナを含む地域で発見されてきた、初期青銅器時代の陶器とも類似していたという。

 

これらの陶器は、水深約30mの砂地と岩場が混在する海底に散乱していたそうだ。

 

複数の石の錨も発見

 

また研究者らは、難破船周辺で、他の青銅器時代の遺跡で発見されたものと同様の、3つの穴が開いた石製の錨2個と、1つの穴が開いた石製の錨1個を発見したという。

 

研究者たちは「Journal of Maritime Archaeology」に発表された研究論文において、次のように述べている。

 

「難破船周辺で発見された3つの穴が開いた石製の錨は、青銅器時代のミノア文明、キプロス、アナトリア、レバント地方で見られるものと類似している。一方、1つの穴が開いた石製の錨は、青銅器時代のアナトリアとレバント沿岸で見られるものと類似している」

 

船は4400年から4700年前に建造

 

難破船自体は青銅器時代初期、つまりギザの大ピラミッドとほぼ同時期の、4400年から4700年前に建造されたと推定されている。

 

またこの船は、地中海を横断して貨物を運搬する小型の交易船だった可能性が高いという。(了)

 

出典元:INDEPENDENT:World’s oldest shipwreck discovered off coast of Turkey(10/14)

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