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Facebookのザッカーバーグ氏、頭で考えるだけで操作が可能な装置の開発について語る

Facebookのザッカーバーグ氏、頭で考えるだけで操作が可能な装置の開発について語る

個人情報流出事件で物議を醸すこととなった、FacebookとそのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏。

 

そんなザッカーバーグ氏が、脳で考えるだけで操作が可能な装置の開発を目指しているとして、またも物議を醸している。

 

頭で考えるだけで機械の操作などが可能に?

 

ザッカーバーグ氏が人の心を読むことができるプログラム開発に言及したのは、ハーバード大学において行われたハーバード・ロー・スクールの教授、ジョナサン・ジットレイン氏との対談の中でのこと。

 

この対談でザッカーバーグ氏は、社会におけるテクノロジーの役割についてジットレイン氏と2時間近くも討論。

 

その中で“ブレイン・コンピューター・インターフェース”というものについて、Facebookが研究を進めているとのことを明らかにした。

 

この“ブレイン・コンピューター・インターフェース”とは、キーボードでの操作や口頭での命令等なく、頭で考えるだけで直接的に機械の操作などを行うことを可能とする技術であるという。

 

鍵となるのはシャワーキャップ状の装置

 

一体ザッカーバーグ氏は、どのようにしてこれを可能にするというのか。

 

ザッカーバーグ氏によると、“ブレイン・コンピューター・インターフェース”の鍵となるのは頭部に取り付ける“シャワーキャップのような形状”の装置とのこと。

 

これにより特定の思考と血流や脳の活動における関連性を探るという。さらにザッカーバーグ氏は“拡張現実(AR)”というものについても言及。

 

“拡張現実”とは、実在する風景に追加的な視覚情報等を重ねて表示させることで目に映る世界を“拡張”させる技術のこととされ、この技術が用いられたメジャーなものとしては、目の前に広がる風景と同じ風景が表示されたスクリーン上にポケモンが現れる「ポケモンGO」が挙げられるという。

 

Facebookは仮想現実(VR)を体験することのできる眼鏡型やヘッドセット型の装置を開発するスタートアップ企業「Oculus」を買収しており、思考を読み取る“シャワーキャップのような形状”の装置はOculusが手掛ける装置と併用することができるものとみている。

 

ザッカーバーグ氏によると、開発中の技術は既に脳内の神経の活動に基づき、人がキリンもしくはゾウのいずれについて考えているのか区別することが出来る段階にまで達しているという。

 

そしてこれを応用することにより、頭で考えるだけでタイピングを行ったりすることも可能になるとか。

 

現在のスマホより5倍も速いタイピングが可能に?

 

一方、ザッカーバーグ氏が、脳で考えるだけで操作が可能となる装置の開発に向け動き始めたのは、数年前のことだ。

 

彼はこのような技術の開発に強い関心を示している理由として、現在のアプリやタスクを組織している電話や全てのコンピューターシステムが機能する方法は、基本的に脳が機能する仕方や、人間が世界にアプロ―チする方法とは異なっていることを挙げている。

 

さらに氏は2017年、人の脳がどれほど多くのデータを生み出しているのかについて説明した上で、1980年代のモデムと同レベルの量のデータを脳内から外の世界へと送り出すためには発話をすることが唯一の方法であるとの問題点を指摘。

 

脳から直接情報を送り込むシステムの開発により、現在のスマートフォンで文字を打ち込むよりも5倍も速いタイピングが可能になるとしている。

 

Pixabay

 

ザッカーバーグ氏は、開発中の装置が体内に埋め込むようなものではなくシャワーキャップのような形状となった理由について説明する際に、「もし誰もが利用するものの開発を実際に試みるのであれば、体内に埋め込む必要のないものの開発に専念したくなるはずだ」とコメントしている。

 

しかしVRも一般レベルでの普及はまだまだ広がらず、Facebookも個人情報流出で利用者数が伸び悩む中、もし装置の開発に成功できたところで、それがどれほどの消費者を惹き付けられるのかは疑問の残るところだ。(了)

 

 

出典:Wired:Zuckerberg Wants Facebook to Build a Mind-Reading Machine(3/7)

出典:FuturismZuckerberg: Facebook is Building a Machine to Read Your Thoughts(3/7)

出典:Fox News:Zuckerberg wants Facebook to build a creepy mind-reading machine(3/13)

出典:価格ドットコムマガジン:「AR=拡張現実」とは何か? VRとの違いは? 実現するちょっと未来のカタチ(2017/1/18)

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