イスラエル軍がヨルダン川西岸地区で作戦を展開、2200人のパレスチナ人を強制退去

イスラエル軍は、兵士2人が襲撃されて死亡したことを受け、10月24日にはヨルダン川西岸地区南部の町、ヘブロン市の住民の多くを自宅から追い出した。
ヘブロン市内の建物も破壊
10月23日、ヘブロン市の検問所で、パレスチナ人の男性2人が、イスラエル兵に発砲。銃撃戦が行われ、パレスチナ人の男性2人が死亡、イスラエル兵2人も死亡した。
この事態を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は、ヘブロンを完全に封鎖すると宣言。パレスチナの住民を、強制的に退去させる方針を示した。
イスラエル軍は24日、ヘブロン市内の各住宅を襲撃し、拡声器でパレスチナの住民に退去するよう命じた。これにより2200人のパレスチナ人が、自宅から強制的に追い出されたという。
しかもイスラエル軍は、ヘブロン市内にある建物も破壊し続けており、住民らが自宅に戻れない措置を取っている。
イスラエル兵は、破壊の様子を取材していたアルジャジーラの記者らに対し、閃光手榴弾を投げ込んだそうだ。
Israel has imposed a full closure on the occupied West Bank after two Israeli soldiers were killed in a shooting attack at a military checkpoint in Hebron.
Palestinian political activist Mustafa Barghouti says incitement from far-right Israeli ministers is worsening things. https://t.co/PO7AJdKJWI
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 24, 2026
Israeli forces erect barricades and demolish homes in Hebron as Palestinians continue to be forcibly displaced from their homes amid an Israeli military assault in the occupied West Bank.
🔴 LIVE updates: https://t.co/sA1x954jRb https://t.co/Is93B1U7no
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 24, 2026
ヨルダン川西岸地区全域で襲撃
さらにイスラエル軍はヨルダン川西岸地区の他の町、北部のジェニンやナブルス、中央部のラマラー、アル・ビレ、ビルゼイト、占領下の東エルサレム、南部のベツレヘムなど、15カ所で襲撃を繰り返した。
パレスチナ囚人協会によると、イスラエル軍はヨルダン川西岸地区全域での襲撃作戦で、約70人のパレスチナ人を逮捕したという。
ヨルダン川西岸地区を統治するパレスチナ自治政府(PA)は、イスラエルの行動を「集団懲罰」だと非難。家屋の破壊、地域全体の強制移住、そして「パレスチナの都市の封鎖と包囲」を止めさせるよう、国際社会の介入を求めた。
「街全体が恐怖に包まれている」
ヘブロン市には約20万人のパレスチナ人が居住し、さらにヘブロン県全体では60万人が暮らしており、ヨルダン川西岸地区で最も人口の多い県になるという。
ヘブロンを拠点とするパレスチナ人活動家で、政治アナリストのイッサ・アムロ氏はアルジャジーラに対し、次のように語った。
「ヘブロン県に住むパレスチナ人は、今朝から全ての出入り口が閉鎖され、包囲状態にある。市内には誰も身を隠せる安全な場所はない。街全体が恐怖に包まれている」
イスラエルの政治家たちは、10月27日の議会選挙を前に、今回の襲撃を「利用」しようとしているという。(了)
出典元:Aljazeera:More than 2,000 forced from homes in Hebron amid Israel’s West Bank raids(10/24)

























