ウィリアム王子が007に?3週間に渡り英情報機関「MI6」などで働く
イギリス王室は先日、ウィリアム王子がMI6などの諜報機関で3週間働いたことを認めた。
安全保障上のリスクを学ぶ
王室の関係者によれば王子は最近、対外情報機関の「MI6」と、国内の防諜機関である「MI5」での仕事に就いていたという。
また4月6日には政府通信本部(Government Communications Headquarters:GCHQ)
での、最後の任務を完了させたそうだ。
そして彼は実際に対テロ・チームに加わり、共に仕事をすることで、イギリスが置かれた安全保障や経済でのリスクについて学び、セキュリティ・サービスがどのように機能しているのかを理解したとされている。
The Duke of Cambridge recently concluded a three week attachment to MI5, MI6, and @GCHQ, as the three security services continue their vital work both at home and abroad to keep our people and our allies’ safe. pic.twitter.com/vXFcsbFgk5
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) April 6, 2019
対テロ・チームに加わり、ハードな仕事をこなす
王子も声明で次のように語っている。
「セキュリティ及び諜報機関の内部で時間を過ごし、国家の安全のために彼らが担っている重要な貢献について理解することは、本当に頭が下がる経験でした」
「セキュリティや諜報機関のスタッフは、自分たちの仕事について、または自身が直面しているストレスについて、家族や友人にもめったに話すことができずにいるのです」
「私たちは皆、彼らが行っている危険で難しい仕事に対して、深く感謝の気持ちを捧げています」
イギリス王室もウィリアム王子が、実際に捜査や情報の分析も行う、対テロリズムのチームを視察したことを認めている。
政府通信本部の対テロ・チームのリーダーによれば、王子はチームになじむために、非常にハードな仕事をこなし、高い技術を持った情報分析官やオペレーターの間に安心して身を置いていたという。
そしてリーダーは、王子が鋭い質問を投げかけ、その後自分たちのミッションについての真の理解を示したと述べている。(了)
出典元:METRO:Prince William finishes three weeks of work experience as a spy(4/7)
出典元:BBC:Prince William works with security agencies on attachment(4/7)