自分の顔をゾンビ化できるサイト「MakeMeAZombie」が面白い
AI(人工知能)が人の顔写真を自動で加工して、ゾンビに変えてくれるという無料サイトが最近出来た。
医療用AI開発を行なう米Ocuvera社でデータ・サイエンス・コンサルタントとして働く、Josh Brown Kramerさんのサイト「MakeMeAZombie」だ。
顔写真をゾンビに変換
サイト「MakeMeAZombie」のトップページに行き、自分が持っているアップロードしたい画像を選び、「Make Me A Zombie!」(私をゾンビにして!)と書かれた青いボタンを押す。
これだけで、ニッコリ顔も、すまし顔も、真面目顔も、すっかり変わってしまう。目はギラつき、歯はボロボロ、皮膚が腐りかけたゾンビに変換されるのだ。大きく表示されるゾンビ顔は、もちろんダウンロードできる。
いち早く試してみた人たちが、結果をツイッターに上げている。
写真アップロードするとゾンビに加工してくれる
Make Me A Zombie。肌が暗いか濃いめで歯を見せて笑ってるともっといい感じにグロく加工してくれた。https://t.co/somCyamomW pic.twitter.com/EJaYab4keG— Hirokazu Yokohara (@Yokohara_h) October 31, 2020
Tried “make me a zombie.” What the hell is zombie me eating instead of the eclair? pic.twitter.com/5RYfy0v54Q
— Andy Clarke (@Malarkey) October 29, 2020
Make Me A Zombie!https://t.co/ZgxakSN04k pic.twitter.com/wok3Yt09xS
— むっしゅ (@monsieur01) October 31, 2020
NAVIDIA社のニューラル・ネットワーク「StyleGan2」使用
このサイトで写真変換を行っているのは、ビジュアル・コンピューティングの分野で最先端を行く米NAICIA社が開発したAI「StyleGan2」。
サイトを作ったKramerさんによれば、ネット上にあるゾンビの写真(もちろん特殊メイクした人の顔やお面など)300点をAIに見せて、ゾンビの特徴を学習させたとのこと。それから、普通の人の顔写真5万点(コンピュータで生成した肖像権のないもの)を使って、ゾンビ顔への変換を教え込んだ。
海外メディアの取材を受けた彼は、サイト開設の動機についてこう話す。
最初は、人の顔を犬に変換するAIを作っていたんですよ。そのうちに、友達の一人がゾンビのアイディアを思いついた。犬よりゾンビの方がクールだし、ハロウィンの遊びとしても面白いので、そちらにしたんです。
サイトにある但し書きによれば、ユーザーがアップロードした画像は、ゾンビ顔が生成された後に消去され、サイト側のサーバーに残ることはないという。(了)
出典元:MailOnline:Algorithm trained with hundreds of zombie faces can transform selfies into blood thirsty undead corpses just by uploading them to a website(10/29)
出典元:MakeMeAZombie