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インドネシアのジャカルタで行われたミス・ユニバースの大会で、性的虐待が行われたとして、運営会社が非難されている。

上半身裸の写真を撮影される

ミス・ユニバース・インドネシア大会に出場した6人の候補者は、7月に行われた授賞式の2日前、現地の代理店運営会社から、体に傷跡やセルライトがないか調べるため、下着姿になるよう求められたという。

さらにその後、5人の女性がホテルのホール（ボールルーム）で、上半身裸の写真を撮られたそうだ。この出来事の後、女性たちは警察に苦情を申し立てた。

アメリカを拠点とするミス・ユニバースの本部は、インドネシア大会の運営会社である「PTカペラ・スワスティカ・カリヤ（美容会社）」と、そのディレクターであるポピー・カペラ氏との関係を解消することを決定した。

また、今年のミス・ユニバース・マレーシア大会も「PTカペラ・スワスティカ・カリヤ」がライセンスを持っているため、本部側はキャンセルする予定にしている。

ディレクターは自身の関与を否定

ミス・ユニバースの本部はSNSにおいて、「ミス・ユニバース・インドネシアは、私たちのブランド基準、倫理、期待に沿うものではありませんでした」と投稿している。

一方、ポピー・カペラ氏は声明で、いかなる形のセクハラも容認しないと述べ、自身の関与を否定したという。

ジャカルタ警察の報道官は記者会見で、女性たちの訴えに対する捜査が開始されたことを明らかにした。

また警察は現場の監視カメラを調べ、被害者とされる女性たちから事情を聴いているそうだ。

今回、ジャカルタで開催された大会では、Fabienne Nicole Groeneveld.さんが優勝。ミス・ユニバース本部は、彼女が11月にエルサルバドルで開催される、決勝大会（世界大会）に出場できるようにすると述べている。（了）

出典元：The Guardian：Miss Universe cuts ties with Indonesia pageant over sexual assault claims(8/13)