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J・ビーバーが「ライム病」であることを告白、日本での発症例や予防法とは?

J・ビーバーが「ライム病」であることを告白、日本での発症例や予防法とは?

アメリカ人歌手のジャスティン・ビーバーさんが、「ライム病」にかかっていることを告白した。

 

マダニに噛まれることで感染する「ライム病」

 

ビーバーさんは1月8日、インスタグラムにおいて「ライム病」と診断されたことを告白。次のように投稿した。

 

「多くの人々が、ジャスティン・ビーバーが×××だとか、薬物をやっていると言っているけれど、彼らは僕が最近、ライム病と診断されたことを分かっていない。皮膚や脳、機能、力、健康面全てに影響を及ぼす、慢性的な感染症の深刻な症状を抱えていたこともね」

 

米疾病対策センターによれば、「ライム病」はクロアシマダニに噛まれることを通して細菌に感染し、多くの場合は2、3週間の治療を受けることになるという。

 

「前よりも元気になって戻ってくる」

 

ビーバーさんは、自身の病状についてのさらなる情報を、近日中に公開されるYouTubeドキュメンタリーの「Justin Bieber: Seasons.」の中で明らかにすると約束している。その上で次のようにインスタグラムで述べている。

 

「僕がずっと闘ってきたことや、打ち勝ってきたことも、皆に知ってもらえると思う。辛い数年間だった。でも適切な治療を受けることが、今まで直せなかった病気でも治す助けになるだろう。僕は再び戻ってくる、前よりももっと元気になってね」

 

ビーバーさんは先週、ドキュメンタリーの予告編を公開。これは彼の数年間の暮らしぶりを紹介するものになっているという。

 

またビーバーさんは2019年にも、自らが「鬱病」にかかっていることを告白している。

 

「ライム病」の予防法とは?

 

日本の国立感染症研究所によれば、「ライム病」は野ネズミや小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニ科マダニ属のダニによって媒介される細菌による感染症だという。

 

マダニに咬まれた後に見られる関節炎、および遊走性皮膚紅斑、良性リンパ球腫、慢性萎縮性肢端皮膚炎、髄膜炎、心筋炎などが、現在ではライム病の一症状であることが明らかになっているそうだ。

 

日本でも1986年に初のライム病患者が報告されて以来、主に本州中部以北(特に北海道)で患者が報告されている。

 

感染症法施行後の報告数は、1999年から2018年までの20年間で231例。欧米の現状と比較して日本でのライム病患者報告数は少ないが、野ネズミやマダニの病原体保有率は欧米並みであることから、潜在的にライム病が蔓延している可能性が高いと推測されているという。

 

予防には、野山でマダニに咬まれないことがもっとも重要。マダニの活動期(主に春から初夏、および秋)に野山へ出かける時には、

 

1、むやみに藪などに分け入らないこと。

2、マダニの衣服への付着が確認できる白っぽい服装をすること。

3、衣服の裾は靴下の中にいれ、虫よけをし、マダニを体に近寄らせないこと。

 

などに心がけた方がいいという。(了)

 

出典元:ABC News:Justin Bieber reveals he has Lyme disease: ‘I will be back and better than ever’(1/9)

出典元:NIID国立感染症研究所:ライム病とは(2019/3/20)

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