『スターウォーズ9』の幻の脚本が流出、オープニング・クロールの一部も明らかに
映画『スターウォーズ』の9作目となるはずだった脚本が、今回ネットに流出した。
監督に決まっていたトレヴォロウ氏
その脚本を手がけたのは、映画監督のコリン・トレヴォロウ氏だ。
トレヴォロウ氏は以前『スターウォーズ/エピソード9』の監督を手掛けることが決まっており、すでにDerek Connolly氏と共同で脚本を書き進め、2016年12月には最終稿が完成していたという。
しかし2017年9月に突然、監督を降板してしまう。噂では、トレヴォロウ氏がルーカスフィルムの社長、Kathleen Kennedy氏と衝突したのが原因ではないか、と報じられていた。
そのトレヴォロウ氏が書いた脚本の一部が、今回ネットに流出。オープニング・クロールの一部が明らかとなった。
この元となった情報は、プロデューサーでディレクターであるRobert Meyer Burnett氏が投稿したYouTube動画。その後、この内容はRedditに投稿され、「Esquire」も報じている。
オープニング・クロールも異なる
まずトレヴォロウ氏がつけたサブタイトルは『運命の決闘』。
オープニング・クロール(前書き)も、次のようになっていたという。
「ファーストオーダーによる鉄の支配は、銀河の遥か彼方まで広がっていった。散り散りになったわずかな惑星だけが、支配されないまま残されていた。反逆的な行為は死をもって罰せられていた。意を決し、広がる不安の息を殺し、最高指導者であるカイロ・レンは近隣の星系との間の全ての交信を閉ざし、沈黙を保っていた。一方、レイア・オーガナ将軍に率いられた反乱軍は、自分たちの全滅を阻止するための極秘のミッションの計画を立て、自由への道を構築…」
またキー・キャラクターであるRose Ticoの役割も大きく、さらにゾーリ・ブリスやBabu Frik 、パルパティーンもほとんど登場しておらず、『スカイウォーカーの夜明け』にはないエピソードが含まれていたとか。
これ以上書くとネタバレになってしまうため、ここまでとさせていただくが、IGNjapanではさらに詳しく紹介しているので、映画をすでにご覧になった方は、そちらを参考にしていただきたい。(了)
出典元:INDEPENDENT:Star Wars 9: Original title and opening crawl ‘revealed’ in ‘scrapped script leak’(1/15)
出典元:AVCLUB:Turns out Colin Trevorrow’s version of Star Wars: Episode IX was good, actually(1/14)
出典元:Esquire:The Original Star Wars IX Script Has Allegedly Leaked. And It’s Much Better Than The Rise of Skywalker(1/14)