SNSで密かなトレンド、自分で作れる奇妙なドリンク「ゲータワイン」
味の予測がまるでつかない新しいドリンクが、SNSでじわじわと話題になっているという。それは、有名なスポーツドリンク「ゲータレード(Gatorade)」とワインを混ぜたもので、ゲータワインと呼ばれている。
ゲータレードと安いワインで
SNSには、伝統を打ち破る珍奇な料理·ドリンクのレシピが続々登場している。このゲータワインもそのひとつ。名前の通り、ゲータレードとワインを混ぜて作る一種のカクテルと言っていいだろう。ワインは高級品でなく、1本13ドル(日本円で1800円程度)以下の安いものが適当とされている。
ゲータワインを紹介した動画は多いが、海外メディアによれば、視聴回数が特に多いのが料理人ユーチューバーのAndrew Reaさんがアップした動画。彼はこのゲータワインを、美味しい「変なレシピ」ランキングの6位に挙げた。
作り方は簡単だ。大き目のグラスにゲータレードとワインを1:1の割合で注いで混ぜるだけ。
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経験したことのない味
Reaさんは長編のYouTube動画の中で、味の感想を詳しく述べている。
「これまでに経験したどんな味にも似ていない。まったく似たものがない。今、頭が混乱している。けれど正直に言おう、僕はワインの『イエローテイル(Yellowtail)』や『ベアフット(Barefoot)』より、むしろこっち(ゲータワイン)を飲むだろう。それに、飲めば飲むほど好きになる」
(「イエローテイル」はラベルにカンガルーが描かれたオーストラリアのワイン。「ベアフット」はカジュアルさが人気のカリフォルニア・ワイン)
また、ゲーターレードにフルーツの風味があるため、ゲーターワインは何となくサングリアに似た感じになるらしい。
動画のコメント欄には「ソーヴィニヨン·ブランのワインとライム味のゲータレードを合わせた方が美味しい」、「次は貧乏人のサングリアと言われているコカコーラとワインのミックスをレビューして欲しい」といったコメントが上がっている。(了)
出典元:NDTV Food:Gatorwine: A Bizarre Drink Trend Making Waves On Social Media(9/3)