まさに奇跡!竜巻の進路上にあった家、損なわれていない状態で発見
先週、アメリカ南部を襲った竜巻。被害が拡大する中で、何故かほとんど損なわれていない家が見つかり、その映像が撮影された。
死者23人、多くの家屋も破壊される
3月3日、アラバマ州やジョージア州の一部は少なくとも12回の竜巻に襲われ、現在までに23人の死者を出したという。
被害に遭った地域では木々がなぎ倒され、多くの家が破壊されたと言われている。
その被害の状況を撮影していたドローンが、不思議な光景をとらえた。
周囲の木々はなぎ倒されているのに…
ドローンの撮影を行ったのは、写真家のMatt Gillespieさん。彼は竜巻の被害にあったジョージア州の街、Ellersieの上空にドローンを飛ばしたという。
映像には深刻な被害の様子が映し出されていたが、最後の方にはほとんど損なわれていない家が現れた。
その家は竜巻の進路上にあったと考えられ、周囲の木々は激しくなぎ倒されている。
にもかかわらず、その家だけは屋根にわずかなダメージがあるだけで、ほとんど損なわれていなかったという。
I know another shot of this house has been shared but I wanted to grab a different perspective of the path of the…
一方、動画の他の部分では、竜巻の進路上にあった家々ははるかに被害が大きく、中には完全に破壊された家も映っていた。
Gillespieさんはこの写真を自身のフェイスブックに投稿しているが、キャプションに「これはまともじゃない。この家はまだ立っている。神のおかげで、この住民はOKだ」と書いている。
今回の竜巻は最大で風速79mにも達したと考えられており、過去6年間でもっとも多くの死者を出したという。またこれだけの死者を出したのは、2011年に200人以上が死亡した巨大竜巻以来とされている。。(了)
※損なわれていない家が見えてくるのは3分10秒ごろ。
出典元:MailOnline:Incredible drone footage shows a perfectly intact house surrounded by total devastation following the deadly Alabama tornadoes that killed 23 people (3/12)
出典元:CNN:米南部竜巻、死者23人に 今後も増える恐れ(3/4)