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トルコ東部でM6.8の地震、建物が倒壊し29人が死亡、1400人以上が負傷

トルコ東部でM6.8の地震、建物が倒壊し29人が死亡、1400人以上が負傷
Twitter/nevsin mengu

先日、トルコで大きな地震があり、建物が倒壊するなどして、多くの犠牲者が出ている。

 

複数の建物が倒壊、救助活動が続く

 

この地震が起きたのは1月24日の午後8時55分(現地時間)、地震の規模はマグニチュード6.8だったという。

 

これによりトルコ東部のエラズー県は大きな被害に見舞われ、複数の建物が倒壊。現在までに死者が少なくとも29人、1400人以上がケガを負ったと言われている。(25日時点)

 

しかしまだ倒壊した建物の中には20人以上が取り残されているとみられ、レスキューチームが夜通し救出作業を行っているそうだ。

 

余震を400回以上も記録

 

トルコの災害緊急管理局によれば、死者はエラズー県で25人、隣接するマラトヤ県では4人が亡くなったという。

 

またケガを負った人の数は1466人とされ、そのうち34人が集中治療室でケアを受けているが、いずれも危険な状態ではないとか。

 

また余震もこれまでに400回以上記録されているため、レスキューチームは住民らに自宅へ戻らないよう警告し、避難した人のためにベッドやテントなどを運び込んでいるそうだ。

 

携帯で連絡して救助された女性も

 

倒壊した建物からは、地震発生の19時間後に、高齢者の女性が助け出されたという。

 

 

また瓦礫に埋もれたある女性は、携帯電話を使って親族に連絡。自分のいる場所を伝えて、その後救助されたそうだ。

 

さらにツイッターには、幼い女の子が瓦礫の中から救い出される動画も投稿されている。

 

 

トルコはたびたび大きな地震に見舞われており、1999年には西部の街、イズミットで地震が起き、1万7000人が犠牲になったという。(了)

 

 

出典元:BBC:Turkey earthquake: At least 29 dead as buildings collapse(1/25)

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