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昨年、ノルウェーで5人が殺害された事件で、警察が犯行時の動画を一部公開している。

弓とナイフで武装し、店内で殺害

この事件が起きたのは2021年10月13日、場所はノルウェーの南部にある街、コングスベルグの食料品店とされている。

当時、Espen Andersen Brathen（38）被告は、弓とナイフで武装し、店内にいた5人（女性4人と男性1人）を殺害した。

現在、同被告の裁判が行われており、ノルウェー警察は当時店内に設置されていた防犯カメラの映像を公開。そこにはBrathen被告が、弓矢を放つ異様な様子が映っていた。

5人の殺人と11人の殺人未遂

現在、Brathen被告は男女5人の殺人と11人の殺人未遂の罪で裁判にかけられている。

またノルウェーのメディアによると、この事件で命を落とした人たちは、いずれもナイフで刺されて致命的なケガを負い、死亡したという。

裁判において、Brathen被告は「自分は失明すると信じており、人を殺すことで生まれ変わり、自分を救うことができる」と話したとか。

医学専門家はBrathen被告が偏執性統合失調症であると結論付けたため、検察側と弁護側はともに刑事責任を問えない可能性について議論しているという。

裁判は5月18日に始まり、6月17日まで続く予定で、判決はそれから数週間後に出される予定となっている。（了）

出典元：Storyful：Norwegian Police Release CCTV Footage of Suspect Shooting Arrows in Fatal October Attack(5/21)