【トルコ・シリア大地震】瓦礫の下で、幼い弟を守る少女を発見
先日、トルコとシリアを襲ったM7.8の大地震。シリアでは、瓦礫の下で幼い弟を守る勇敢な少女が発見された。
約36時間後に2人を発見
その姉弟が発見されたのは、シリアのハラム近郊の町、ベスナヤ・ブセイネとされている。
姉の名前は、マリアムちゃん(7)、弟はイラフ君だ。2人は2月6日に地震が起きた際、自宅にいたが、その後建物が倒壊。以来、瓦礫の下に閉じ込められたという。
しかし地震発生から約36時間後に、レスキュー隊が2人を発見。姉と弟の様子が撮影された。
7-Year-Old Girl Saves Younger Brother After 36 Hours Trapped in Rubble Following Syrian Earthquake
‘Sir, if you rescue me and my brother, I’ll do whatever you want.
‘But get us out of here.’ pic.twitter.com/ftUPTmlZ12
— Frisch Report (@FrischReport) February 8, 2023
弟の頭に腕を回し、守っていた
この時、マリアムちゃんはイラフ君の頭に腕を回し、弟を守っていたという。
またレスキュー隊員に対して「私と弟を救助してくれるなら、何でもします。でも、ここから出してください」と懇願していたそうだ。
その後、レスキュー隊員らは、姉と弟を無事救出。2人がベッドで休んでいる写真も公開された。
2人の父親であるMustafa Zuhir Al-Sayedさんは、メディアの取材に対し「地震が発生した時、妻と3人の子供たちと眠っていた。瓦礫が頭の上に落ちてきて、2日間瓦礫の下にいた」と語っている。
マリアムちゃんやイラフ君を含め、Al-Sayedさんの家族は全員、被害を受けた家から救出されたという。
あるユーザーは「良いニュースは、彼らが救出され、自由に生きられるようになったことだ。彼らの家族も生きていて、一緒に幸せに暮らせるように祈っています」と述べている。(了)
出典元:MailOnline:The bravery of a big sister! Little girl, seven, is found protecting her younger brother as they are rescued after 36 hours trapped beneath earthquake rubble in Syria(2/8)