どうみても3D!密かに流行する「刺繍タトゥー」が新しい
数年前から海外のアート系メディアで話題になっている、ユニークなタトゥー。それが「刺繍タトゥー(Embroidery Tattoo)」だ。
伝統的な手芸である「刺繍」のイメージと、過激な若者文化を象徴するようなタトゥーのイメージは、遠く離れているように見える。だが、その2つを合体させると、何ともユニークなファッションになってしまうのだ。
日本ではあまり知られていない「刺繍タトゥー」の実例の中から、特に印象深いものをご紹介しようと思う。
フォークロア調のモチーフが新鮮
伝統的な刺繍でよく用いられるフォークロア調(民俗調)のモチーフは、刺繍タトゥーでも人気のようだ。まるで本物の刺繍糸を使ったような仕上がりには、普通のタトゥーにはない温かみが感じられる。
細い線が3D効果を生む
一般のタトゥーも刺繍タトゥーも、基本的な手法に変わりはない。ただ、刺繍タトゥーは、刺繍糸一本一本を線で再現していく。光る部分や影になった部分まで克明に描くため、完成すると、本物の刺繍のように立体的に見える。
現代的なアニメキャラをモチーフにして、アップリケ(ワッペン)のように見せかけたものも多い。まるで、アップリケが肌に直接縫い付けられているようだ。
よく見ると、縁から飛び出した糸くずまで入れ墨で再現されている。
お馴染みのクロスステッチもタトゥーに
刺繍の初心者に人気のあるクロスステッチもタトゥーになっている。こうして見ると、一般的なタトゥーにはない、ほのぼのとした雰囲気が出ているのが面白い。(了)
出典元:boredpanda:Apparently, Embroidery Tattoos Are A Thing And It Looks Cooler Than It Sounds (4/8)
出典元:TATTOODO:15 Splendid Embroidery Tattoos