人間の体を岩や砂漠として表現、不思議な風景写真の作品
人間の体だけで風景写真を作ってしまう、ユニークなアーティストの作品が、インスタグラムなどで紹介されている。
フォトショップを使って写真を合成
そのアーティストとは、Carl Warnerさん(国籍などは明らかになっていない)。彼は画像処理ソフト「フォトショップ」を使い、人間の体で作られた「風景」を制作。
それらをインスタグラムのアカウントや、自らのホームページに投稿している。
その作品は全て人間の体のパーツだけで構成されており、肘や膝は山として、背中や首は谷や砂漠として表現されている。
撮影しながら予期せぬ要素も取り入れる
作品には複数の人間の体が写っているように見えるが、実際には1人の身体しか使われていない。
Warnerさんはまず、スケッチをして、その後体のパーツの写真を撮り、それらをフォトショップで合成して組み合わせ「風景」を作っていくという。ただし他のポーズも撮影し、予期せぬ要素も取り入れながら、組み合わせていくそうだ。
また彼はタングステンとフラッシュの両方の照明装置を使用して輪郭を強調。風景内の現実感を高めるために、スタジオの中に自然光まで取り入れようとしたという。
そのため、まるで本当にある風景のような作品に仕上がったとか。
Warnerさんは自身のことを「フォトグラフィック・イラストレーター」としており、これらの作品を「ボディスケープ」と呼んでいる。
インスタグラムに投稿された写真は、それぞれ1500件から2000件の「いいね」が贈られ、賞賛する多数のコメントも寄せられているという。(了)
出典元:boredpanda:Photographer Forms Landscapes Using Just Human Bodies And The Result Looks Majestic (13 Pics)(9/19)