ハワイ沖でフクロウナギに遭遇、風船のように膨らむ姿がユニーク
ハワイ沖で不思議な姿をした生物の姿が撮影され、注目されている。
風船のように膨らむフクロウナギ
その映像を撮影したのは、非営利の調査団体「Ocean Exploration Trust」の研究者たち。
彼らは探査船「Nautilus」に乗り込み、ハワイにある保護区「Papahanaumokuakea Marine National Monument」に潜り、調査を行ったという。
そして海面から4600フィート(約1400m)潜った地点で、黒い不思議な生き物を発見。それが風船のように膨らんだ「フクロウナギ」だと判明したという。その時の様子がこちら。
非常に珍しい光景に遭遇
この「フクロウナギ」の学名は「Eurypharynx pelecanoides」とされ、大きな獲物も顎ですくい上げるという。
しかも奇妙なことに魚や甲殻類、イカなどを食べる時には、口を大きく広げて、網のようにしてエサを捕らえるそうだ。
動画にはちょうどその時の様子がとらえられており、映像においても研究者らが驚きの声を上げている。
今回、研究者らは海底にある山などの地質学的な理解を深め、また同時にこのエリアに棲む生き物を調査するために潜ったという。
そして「フクロウナギ」に遭遇したのだが、尻尾があり膨れている生物を目撃するとは予期しておらず、このような姿は非常に稀な光景だとしている。(了)
出典元:Washington Post:Watch scientists delight over rare footage of a freakishly cute eel(9/21)
出典元:THE VERGE:The most heartwarming video you’ll see today is of scientists cooing over this rare eel(9/21)