生まれつき耳がないうさぎ、毛糸で作られた耳を付けた姿が愛らしいと話題に
生まれつき耳がない状態で生まれたうさぎが、毛糸によって作られた人口の“耳”をまとう姿があまりに愛らしいと話題になっている。
耳がなく足も3本しかないMimi
生まれつき耳がない状態で生まれたのは、メスのうさぎMimi。
Mimiは足も3本しかなく、また耳がないため聴覚障害を患っており音を聴くこともできないという。
そんな彼女の飼い主であるRodajia Welchさん(22)は、米国カリフォルニア州サクラメントで定収入者やホームレスの人々のペットに最低限のケアを行うボランティアを行っている。
しかしWelchさんのボランティア仲間が病気に。これをきっかけにWelchさんはMimiとその母親、そしてその兄弟を自宅へ連れ帰り、世話をすることに決めたという。
これについてWelchさんは、“Mimiを見てすぐに彼女のことが大好きになり、家に連れて帰りたくなりました”と語っている。
“獣耳”から着想を得て“毛糸耳”を作成
一方、Mimiの名前を決めるにあたり、Welchさんらはリサーチを行ったという。
その際にWelchさんの彼氏であるJoshさんが、動物の耳や動物の耳を付けたキャラクターのことを指すコスプレ用語である“獣耳”という単語を発見。
この単語から着想を得たWelchさんは、Mimiと名付けると共に、彼女に人工の耳のコスプレをさせることを思い付いたという。
Welchさんはこれについて、“耳を持たない彼女にとっては完璧でした。彼女は成りたかったものに何でもなれるんです”としている。
人工耳を付けたMimiの姿を大公開!
このような経緯により人工の耳を作成することを決めたWelchさんは、Mimiのため毛糸によって様々な耳を作成。
ちなみにMimiが耳を身に着けるのは写真を撮影する際か、Welchさんと一緒にいる時のみであるという。
それではここからは耳を身に着けるMimiの写真を公開させていただくこととしよう。
まずこちらはオーソドックスな“うさぎ耳”を身に着けたMimi。
なんだか本物の耳のように馴染んでいて可愛らしい。
そしてこちらはうさぎではなく、ねずみの耳を身に着けたMimi。
うさぎ耳ではないながらに、非常にお似合いだ。
さらにこちらは耳ではなく、ハロウィンの小さな帽子を身に着けた姿。
ちなみにMimiの耳や帽子は安全性を考慮し、縛ったりせずに簡単に取れるようになっているという。
そしてこちらは花の飾りを身に着けたMimiの姿。
うさぎは紐などといった細くてかじれるものが大好きであるが、毛糸も気になってしまうようだ。
ちなみにこちらはMimiの耳を作成する際の様子。
小さな耳はそれ自体も愛らしい。
完成した耳をMimiに取り付ける様子。
しかし耳がなくてもMimiは十分可愛らしい。
生まれつき耳を持たないながら、人工の耳によってより愛らしく変身を遂げたMimi。彼女が健やかに成長していくことを願うばかりだ。(了)
出典:Bored Panda:Bunny Born With No Ears Gets The Most Adorable Crocheted Sets From The Owner
出典:Metro:A bunny born with no ears gets knitted replacements(10/12)