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豪タスマニア島の浅瀬に270頭のクジラが漂着、すでに3分の1が死んだか

豪タスマニア島の浅瀬に270頭のクジラが漂着、すでに3分の1が死んだか
Twitter/Graham Johnston

オーストラリア大陸の南にあるタスマニア島の浅瀬に、多くのクジラが漂着し、現在救出活動が行われている。

 

身動きが取れず苦しむ

 

このクジラが見つかったのは9月21日、場所はタスマニア州の州都、ホバートから西へ190km離れたMacquarie Headsの沿岸だという。

 

その砂地の浅瀬(砂州)に約270頭の「ゴンドウクジラ」が漂着し、身動きがとれずに苦しんでいるそうだ。

 

しかも流れ着いたクジラの3分の1が、すでに死んでいると見積もられているが、まだ正確な数は分かっていない。

 

25頭のクジラを救助

 

「海洋保護計画」の生物学者であるKris Carlyon博士によれば、「ゴンドウクジラ」の社会的な性質によって、お互いがそれぞれの行動に影響を受けているという。

 

しかし今回の漂着の最終的な原因については、恐らく分からないままだと述べている。

 

22日の朝から人々がクジラを再び海へ戻すため、救出活動を行なっており、今まで25頭のクジラを自由にさせたそうだ。

 

ただ今後も救助作業が進められるが、漂着するクジラの数がさらに増える恐れもあるとか。

 

船に繋ぎ、沖合へ移動させる

 

現在は、警察や数人のボランティア、そして地元のサケ養殖会社の社員などが救助の手助けをしているという

 

またクジラたちは体を吊り帯で巻かれ、養殖場の船に繋がれ、沖の方へと移動させられたという。

 

さらに人々が海に入り、クジラに浮力がつくまで、砂州からより深い場所へと移動させ、その後船で沖合にエスコートしているとか。

 

しかしCarlyon博士によれば、沖へ戻してもさまざまな要因から、クジラが再び浅瀬に戻ってきてしまうリスクがあるという。このため、救出活動が今後何日続くかは現段階ではわからないと述べている。

 

タスマニア島では2009年に約200頭のクジラが打ち上げられた。また2018年にはニュージーランドの数カ所でゴンドウクジラが打ち上げられ、1週間で200頭以上が死んでいる。(了)

 

出典元:ABC.net:One third of the whales stranded off Tasmania’s coast have died, authorities say(9/22)

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