大きさは16センチ、米で男性がメガロドンの巨大な歯を発見
アメリカで化石ハンターの男性が、巨大すぎるサメの歯を発見し、注目を集めている。
建設現場で巨大な歯を発見
その男性とは、サウスカロライナ州で暮らすMatthew Basakさんだ。
彼は3月初旬、友人と共に沿岸地域の街、Summervilleにある建設現場で化石を探していたという。
するとまず5インチ(約12.7cm)のサメの歯を発見。さらにその後、6.45インチ(約16.3cm)、重さが3ポンド(約1.4kg)の巨大なサメの歯を見つけたそうだ。
350万年前に絶滅した「メガロドン」
Basakさんは「Palmetto Fossil Excursions」というチームに所属し、職業として化石発掘を専門に指導しているという。
また今回の歯は「メガロドン」という古代のサメのものと考えられている。
「メガロドン」とは、350万年前に絶滅したが、大きな歯を持つサメの系統の中でも最大のものだったとか。
また通常、長さは40フィート(約12m)もあり、大きいものは60フィート(約18m)もあったと考えられている。
サメの専門家によれば、一般的に1インチ(約2.5cm)の歯あたりの、身体の大きさは10フィート(約3m)になるという。
このためBasakさんは今回発見された歯が、「メガロドン」の中でも大きい部類のものだったと考えているそうだ。(了)
出典元:KTXS:South Carolina fossil hunter’s dreams come true with huge megalodon tooth(3/12)