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先日、お伝えした「イギリスで最も孤独な羊」が、地元の農家などによって救助された。

重機を使って崖下から救出

その羊とは「フィオナ」と名付けられており、スコットランド北部にある入江、「Cromarty Firth」にある崖の下で、少なくとも2年間取り残されていたという。

その様子は2021年にカヤックをしていたJillian Turnerさんが目撃し、先月も再び崖下にいるところを見かけたため、彼女が救助を呼び掛けていたそうだ。

そして今回、地元の農民や羊飼いのグループなどにより、重機を使って崖下から引き上げられ、救出された。

体調は良好、太りすぎ

この救出には、スコットランド動物虐待防止協会も参加しており、その後「フィオナは、毛を刈る必要があることを除けば、体調は良好」だとの見方を示した。

また今後、「フィオナ」は、休息と回復のため、スコットランドの専門家の家に搬送される予定だという。

救出に参加した羊飼いのキャミー・ウィルソン氏は、「フィオナは太りすぎであり、持ち上げるのに少し骨が折れたが、信じられないほど元気だ」と語っている。（了）

出典元：Sky News：‘Britain’s loneliest sheep’ rescued from remote shore in Scottish highlands(11/4)