アラスカ沖の極寒の海でボートが転覆、15歳の少年を奇跡的に救助

アメリカ・アラスカ州の沖合で、ボートが転覆し、15歳の少年が奇跡的に生き延びた。
転覆した小型ボートの上に座っていた少年
沿岸警備隊によると、全長5.5mほどのボートは、9月4日にアラスカ州のセントローレンス島にある港町、Savoongaを出港し、9月6日の早朝に帰港予定だったという。
しかし6日の夜に帰港予定時刻を過ぎても戻ってこないとの報告があり、捜索救助活動が開始されたそうだ。
天候不良のため、沿岸警備隊の輸送機「HC-130ハーキュリーズ」はすぐに捜索できなかったが、7日の朝、セントローレンス島から約6.4kmの沖合で、少年が転覆した小型ボートの上に座っているのを発見した。
その後、沿岸警備隊は、近くにいた漁船「ノースウェスト・エクスプローラー」号と連携して救助活動を行い、15歳の少年は漁船に引き上げられたという。
It was a rescue at sea that one Coast Guard member describes as a miracle. A 15-year-old boy was rescued after being stranded on a capsized boat in the frigid waters off the coast of Alaska. https://t.co/Vdv3FHAvF3 pic.twitter.com/jsRwUbJBDG
— ABC7 Eyewitness News (@ABC7) September 11, 2026
兄と従兄弟は死亡
この少年は兄と従兄弟と共に船に乗っており、やがて船が転覆。兄と従兄弟は死亡が確認され、15歳の少年も救助された時、低体温症の症状を示していたそうだ。
沿岸警備隊のパイロットであるJonathon Resch氏は、ABC Newsのインタビューで次のように語っている。
「普通、あんな状況で生き延びる人はいません。ボートが転覆して夜を生き延びるなんてありえません。暖かい水でも無理なのに、ましてや華氏40度(摂氏約4℃)の水の中ではなおさらです」
またResch氏によれば、少年を発見できたことに感謝しているが、同時に他の2人を時間内に発見できなかったことを、非常に残念に思っているという。
死亡した2人は海から引き上げられ、その後、15歳の少年とともに町へと搬送されたそうだ。(了)
出典元:ABC News:Teen rescued from atop overturned boat in deadly capsize off Alaska coast(9/11)


























