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バイデン大統領がウクライナを電撃訪問、戦争中の首都を訪れるのは異例

バイデン大統領がウクライナを電撃訪問、戦争中の首都を訪れるのは異例
Twitter/Володимир Зеленський

アメリカのジョー・バイデン大統領は2月20日、ウクライナの首都・キーウを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と会談を行った。

 

イラクやアフガンとは異なる

 

バイデン大統領は、ロシアの侵攻からまもなく1年を迎える時期に、初めてキーウを訪問。ゼレンスキー大統領と夫人が、大統領府の建物の前で出迎えた。

 

 

その後、バイデン大統領とゼレンスキー大統領は、空襲警報が鳴り響く中、多くの警備部隊に囲まれながら、キーウ中心部を散策したという。

 

 

アメリカの大統領は、これまでもアフガニスタンやイラクなどを訪問していたが、その時は米軍の大規模な部隊がすでに駐留していた。しかしウクライナに米軍は駐留していない。

 

このため、安全保障を担当する大統領補佐官のジェイク・サリバン氏は、バイデン大統領のキーウ訪問は「前例がない」とし、「米軍が重要インフラを支配していない、戦争中の国の首都を訪問したのは初めてだ」と述べている。

 

ロシア側へ事前に通達

 

ホワイトハウスの関係者によれば、バイデン大統領は2月17日に安全保障に関する報告を受けた後、最終的にウクライナ訪問を決定したという。

 

また今回の電撃訪問は、政権内のごく一部の人が数カ月にわたって準備し、側近や医療チームなど最小限の人員だけが随行したそうだ。

 

さらに出発の数時間前には、ロシア側にもウクライナ訪問について事前に通達していたという。

 

まだ供与されていない兵器についても話す

 

会談でバイデン大統領は、ウクライナに5億ドル(約670億円)相当の軍事支援を行うと表明。その中には大砲の弾薬、対装甲システム、航空監視レーダーなどのアメリカ製武器が含まれるという。

 

またゼレンスキー大統領は、バイデン氏と「長距離兵器」や「今後、ウクライナに供給されるかもしれない新たな兵器」についても話したと述べている。しかし具体的な兵器の名前については、言及を避けた。

 

中国の王毅氏がロシアを訪問

 

一方、ロシア側は20日、中国の王毅政治局委員がモスクワを訪問したと明らかにした。

 

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「王毅氏とプーチン大統領との会談を排除しない。日程は追って伝える」と述べ、会談する可能性を示唆したという。

 

中国を巡っては、今後ロシアに軍事支援を行うのではないか、との懸念が出ており、ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相も20日、「中国政府は世界平和に責任があるため、ロシアにいかなる武器も出荷してはならない」と述べている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Joe Biden’s surprise visit to Kyiv ‘unprecedented in modern times’, says US – live(2/20)

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