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NASAが珍しいオーロラの写真を公開、同時に警鐘を鳴らす

NASAが珍しいオーロラの写真を公開、同時に警鐘を鳴らす
NASA/AuroraPingvllir_Casado

NASAが珍しいオーロラの写真を公開すると同時に、サイト上で不吉な警鐘を鳴らした。

 

美しい写真とともに警告

 

そもそもオーロラは太陽から放出された荷電粒子などが、地球の大気に衝突する際に発生するという。

 

通常これらの太陽嵐は心配することはないが、非常に強力な太陽フレアが発生し、爆発的な太陽風が放出された場合、地球の通信ネットワークをダウンさせることによって、社会に混乱を引き起こすそうだ。

 

その上でNASAはサイトで次のように述べ、警告している。

 

「美女を崇め、野獣を恐れよ。美女は頭上に広がるオーロラだ。大きな緑色の渦を巻き、輝く月をまとった絵画のような雲、そして星の背景の間に見ることができる。野獣はオーロラを作る荷電粒子の波だ。しかしこれは、いつか文明を壊すかもしれない」

 

NASA/AuroraPingvllir_Casado

1859年に起きた最大の太陽嵐とは?

 

NASAによれば、もっとも有名な太陽嵐は1859年、キャリントン・イベントで起きたという。

 

この時、太陽フレアと結びついたコロナ質量放出からの荷電粒子のパルスが、地球の磁気圏に強烈に浴びせられ、地球と太陽との間を結ぶ直接の通り道(太陽風プラズマの通り道)が、一度目のコロナ質量放出によって一掃され、2度目が早く到達したと考えられているそうだ。

 

そして当時は、ハワイやカリブ海など世界中でオーロラが観測され、夜空が明るくなったという。

 

またキャリントン・イベントでは地球の磁場が激しく圧縮されたため、電線の中で生成された電流量が多くなり電線がスパークし、電報のオペレーターを驚かせたそうだ。

 

さらに言い伝えられたところによれば、電源が入っていないのに送信や受信ができた電報システムもあったとか。

 

このため、もしキャリントン・クラスの出来事が現代にも起きたとしたら、世界的な電力網や電子装置がこれまでにないダメージを経験することになるという。

 

今回のオーロラの写真は2016年にアイスランドのThingvallavatn湖で撮影されたものだが、美しさと不気味さを兼ね備えた姿は、NASAの警告にピッタリといえるだろう。(了)

 

 

出典元:NASA:Spiral Aurora over Icelandic Divide(4/21)

出典元:METRO:Nasa photographs stunning ‘beauty and the beast’ aurora that’s a warning to humanity(8/22)

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