400キロ上空でもハロウィーン、国際宇宙ステーションのクルーも変身
10月31日は各地でハロウィーンのイベントが行われたようだが、実は地球の上空でも仮装パーティーが催された。
宇宙飛行士が写真をツイッターに投稿
そのパーティーが行なわれたのは、地上から250マイル(約400km)も離れた上空を移動し続ける国際宇宙ステーション(ISS)だ。
すでにISSに147日も滞在し続けている3人の乗組員は、10月31日にユニークな衣装を身に付け、記念撮影。
その楽しげな写真をツイッターに投稿した。その投稿がこちら。
Having a scary day in space. The crew of the International @Space_Station wish you a happy #Halloween! #Exp57 @AstroSerena #SergeyProkopyev pic.twitter.com/ezU94btds9
— Alexander Gerst (@Astro_Alex) October 31, 2018
ダースベイダーやエルビスに変身
ヨーロッパの宇宙飛行士で、地球物理学者やフライト・エンジニアでもあるAlexander Gerstさんは、ダースベイダーに変身。
またロシアのコスモノウト(宇宙飛行士)であるSergei Prokopyevさんはエルビス・プレスリーに扮し、NASAの航空医官であるSerena Auñón-Chancellorさんはマッド・サイエンティストの衣装をまとっていた。
実はISSの宇宙飛行士らは過去数年間、ハロウィーンの日には仮装を行っており、2017年には6人がスパイダーマンやウルヴァリンなどに扮したという。
しかし今年は、10月中旬にロシアのソユーズ・ロケットが打ち上げに失敗。2人の宇宙飛行士は無事だったが、結局ISSに来ることはできなかったそうだ。
そのため今年は3人でのちょっと寂しいハロウィーンになってしまったようだが、それでも写真には宇宙飛行士たちの楽しげな様子が映っている。(了)
出典元:Mashable:Darth Vader and Elvis spotted on the International Space Station(11/1)