原子力エンジンで飛ぶ空のホテル、コンセプト動画が話題に
未来の空飛ぶホテルをイメージした、コンセプト動画がYouTubeで公開されている。
デザインをアニメーションで表現
そのホテルとは、「スカイ・クルーズ・ホテル」だ。
この飛行機をデザインしたのは、トニー・ホルムステン氏。それをイエメンの科学コミュニケーターで、ビデオプロデューサーでもあるハシェム・アルガイリ氏が再構築。
「輸送の未来」として、「スカイ・クルーズ・ホテル」の姿をアニメーションに仕上げたという。その動画がこちら。
20基の原子力エンジンを搭載
コンセプトでは、「スカイ・クルーズ・ホテル」は20基の原子力エンジンを搭載し、5000人の乗客を乗せることができるという。
また一度に数カ月間空中に留まり、従来のジェット機とドッキングして新しい乗客を乗せたり降ろしたりする構想だとか。
しかもこの空のホテルは完全に自律的で、パイロットが操縦する必要がない。
さらに機内には、ショッピングモール、プール、ジム、映画館などが設置され、スタッフも常駐する計画だという。
ただアルガイリ氏がYouTubeに投稿した動画には、「誤動作して空から落ちてくるかもしれないものに、原子炉を搭載するのは、素晴らしいアイデアだ」といったコメントが寄せられている。
この「空飛ぶホテル」が実際に作られるのかは定かではないが、動画はソーシャルメディアで、かなりの反響を呼んでいるという。(了)
出典元:METRO:Nuclear-powered ‘flying hotel’ would let customers dip into a swimming pool above the clouds(6/27)