学校を舞台にした「殺人ゲーム」に非難殺到、多くの署名が集まり販売中止へ


アメリカで銃乱射事件が多発する中、学校を舞台にしたシューティング・シュミレーション・ゲームが販売されることが明らかとなり、非難を浴びている。

 

学校で銃撃戦を繰り広げる「殺人ゲーム」

 

そのゲームとは「Active Shooter」と呼ばれるもので、学校で銃撃戦を繰り広げる「殺人ゲーム」のような設定になっているという。

 

しかもこのゲームは「Steam」と呼ばれるオンラインストアで、6月6日に発売される予定になっていたそうだ。

 

この事実を、銃による暴力に反対している慈善団体が察知。先々週にはBBCなどのメディアに取り上げられ、明るみになる。

 

18万人以上の署名が集まり、販売中止へ

 

その後、フロリダのパークランドで今年2月に起きた銃乱射事件の被害者遺族が抗議。CNNの番組においても、このようなゲームが作られること自体が「恐ろしく」、また「卑しむべきもの」だと述べたという。

 

またフロリダ州のBill Nelson上院議員は、このようなゲームを作った人物に「恥を知れ」と述べ、その他の政府関係者もこのようなゲームの販売に懸念を表明。

 

さらにネット上ではこのゲームに反対する署名が18万人以上も集まったそうだ。

 

これを受け、ついに「Steam」のオーナーであるValve氏は、ゲームの販売中止を決定する。

 

別の企業名で活動を再開か

 

Valve氏によれば、このゲームを開発し、販売した人物は以前にも著作権のある素材を販売したり、ユーザーのレビューを操作したり、またユーザーに対する嫌がらせなどを行ったりした過去があるという。

 

その後、この人物はネット上から締め出されたが、別の新しい企業名で活動を再開。今回このようなゲームを制作し、販売することになったそうだ。

 

ただ開発者とされた人物の友人は、このゲームを当人は開発していないと語っているとか。

 

銃乱射事件が多く発生している今、このようなゲームを販売することは、遺族の気持ちを考えると許されないことと言えるだろう。(了)

 

 

出典元:CNN:’Active Shooter’ video game is pulled from Steam gaming platform after backlash from shooting survivors(5/30)

出典元:BBC:School shooting game Active Shooter pulled by Steam(5/30)