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カナダ政府、拳銃の売買を禁止にする法案を提出

カナダ政府、拳銃の売買を禁止にする法案を提出
Twitter/Justin Trudeau

アメリカでは頻繁に銃乱射事件が起きているが、カナダでは拳銃の購入禁止が提案されたという。

 

テキサス州での銃乱射事件の数日後

 

カナダ政府は5月30日、すべての短銃身の銃器の個人所有を、これ以上増やさない新しい法案を議会に提出したという。

 

この法案では、拳銃の所有は全面的に禁止されないが、購入は違法となるため、国内での拳銃の売買、譲渡、輸入が不可能になるそうだ。

 

この法案は、アメリカのテキサス州にある小学校で21人が死亡した銃乱射事件の数日後に提出された。

 

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「日常生活で銃を必要とする理由はない」

 

カナダのジャスティン・トルドー首相は、記者団に対して、次のように述べている。

 

「スポーツ射撃や狩猟のために銃器を使う以外には、カナダの誰もが日常生活で銃を必要とする理由はない。銃による暴力が増え続けているのを見るにつけ、行動を起こし続けることが我々の義務である」

 

この法案は、銃器へのアクセスを制限するための政府によるこれまでで最も野心的な試みとされ、ライフル銃の弾倉を一度に5発までしか装填できないようにすることも要求している。

 

また可決されれば、家庭内暴力や犯罪的嫌がらせに関与した銃の所有者から、銃器使用許可を取り上げることになるという。

 

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銃の所有に関する厳しい規則

 

そもそもカナダの憲法では、アメリカとは異なり、銃所有の権利が明記されていない。

 

ただ特に地方では銃器は今でも人気があるため、これまでも銃の所有に関する規則を厳しく定めてきた。例えば、すべての銃は弾を抜き、鍵をかけて保管しなければならず、銃の購入を希望する者は徹底した身元調査を受けなければならない。

 

このおかげで毎年、銃器の事故は少なく記録されているが、近年、再び銃乱射事件が頻発していることから、銃規制のさらなる強化が求められてきた。

 

実際に2020年4月には、カナダのノバスコシア州で警察官を装った犯人が乱射事件を起こし、カナダ史上最悪の22人が殺害された。

 

トルドー首相はこの事件後、数日のうちに、1500種類の軍用武器とアサルトスタイルの武器の即時禁止を発表したという。(了)

 

出典元:BBC:Handguns: Canada proposes complete freeze on ownership(5/30)

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