高さ108mから水が落ちてくる!中国で作られた巨大な滝のビルが話題に
中国に世界一高い人工の滝を備えたビルが作られ、話題となっている。
高さ108mから水が流れ、虹が広がる
そのビルとは「Liebian Building」と呼ばれ、南部の貴州省、貴陽の街にあるとされている。
ビルには4つの巨大なポンプが取り付けられており、雨水などの循環する水を350フィート(約108m)の高さにまで持ち上げ、そこから一気に水が流れ落ちていくという。
そして太陽が出ると、光を浴びて虹が現れ、美しい光景も広がると言われている。
ただし1時間に100ドル(約1万1000円)以上もの電力コストがかかるため、いつでも滝が流れているわけではなく、ポンプも10分から20分程度しか動かさないそうだ。
You are not fooled by your eyes! Stunning #waterfall is spotted cascading down a building in Guiyang, China pic.twitter.com/GKdoFHFKDA
— China Xinhua News (@XHNews) July 22, 2018
地元の観光業にも良い影響
このため、滝のビルを作るというプロジェクト自体が、無駄遣いではないかという指摘もあるとか。
しかし地元の住民によれば、この滝のビルは中国で最も有名な建物となっており、地元の観光業にとっても役にたっているという。
また国際的で重要なイベントがある時だけ、滝が流れるようになっているため、特に無駄遣いとは考えていないそうだ。
The Liebian Building in Guiyang, China, which has the world’s tallest artificial waterfall on its facade… pic.twitter.com/DRAsOMGwsh
— AdamNathanielFurman (@Furmadamadam) July 23, 2018
貴陽という街は、5年前には中国で最も貧しい地区の1つだったが、近年急速に発展してきており、中国政府はここにビッグ・データに関する展示施設や会議センターも建設。ビッグ・データの中心地にしようと計画しているとか。
このため将来はグーグルやアップル、アマゾンなども、この地に拠点を置くかもしれないと言われているという。(了)
出典元:boredpanda:Chinese Build Unbelievable 350ft Waterfall On A Skyscraper(7/25)
出典元:METRO:There’s now a skyscraper with a 350ft waterfall on the side(7/24)