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公式がジョン・ウィック認定!トルコの無課金おじさん、ユスフ・ディケッチ選手とは?

公式がジョン・ウィック認定!トルコの無課金おじさん、ユスフ・ディケッチ選手とは?
oa_bak/Instagram

7月30日、パリ五輪の射撃、混合10mエアピストルで銀メダルを獲得したトルコのユスフ・ディケッチ(51)選手が世界中のSNSで話題になっている。

 

“無課金”状態で勝利

 

ディケッチ選手が注目を集めた理由はその姿だ。

 

隣の選手が専用のゴーグルやイヤーマフをしているのにもかかわらず、ディケッチ選手は通常の度付き眼鏡と普通の耳栓のみというラフな姿だ。しかも片手はポケットに入れている。

 

▼Youth and Sports省のOsman Aşkın Bak大臣は「伝説のポーズ」と表現

 

 

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日本のSNSでは、まるでゲームの初期状態のような姿から「無課金おじさん」と呼ばれている。ギャップから、冴羽獠を思い出した人も多いようだ。また、海外でも話題になっており「暗殺者ってこういう姿だって、オレ知っている」「今朝オリンピックに出ることに決めたみたい」などと呼ばれている。

 

映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の公式Xアカウントも、彼を「トルコのジョン・ウィック」と認定した。

 

 

無課金状態の理由を語る

 

彼はトルコのラジオ番組で、無課金状態の理由を説明している。

 

それによると、片目で標的を見ている選手が多いのに対して、ディケッチ選手は両目で標的を見ているため、いつもの眼鏡で十分だと感じているそうだ。また、片手をポケットに入れている理由は、快適さと身体の平衡を保つため、そして集中するためだという。

 

 

正体は退役した憲兵/猫おじさん

 

彼はジャンダルマと呼ばれるトルコの準軍事組織(国家憲兵)の退役下士官であり、現在もジャンダルマ・ギュジュ・スポーツクラブの会員として選手活動を続けている。

 

▼左は今回のパートナーであるセヴァル・イライダ・タルハン選手

 

 

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2008年の北京オリンピック以来、5回目のオリンピック出場で初めてのメダル獲得となったが、ヨーロッパチャンピオンには7度輝いている実力者だ。数々の試合でも、当然無課金状態で無双している。

 

 

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また、自身のInstagramでは猫好きな姿を投稿している。

 

 

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ジョン・ウィックの愛犬に手を出した悪党の末路を考えると、彼の猫には近づかない方がよいだろう。(了)

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