シンガポール政府がマッチングアプリを運営、試用開始

出生率低下に直面するシンガポール政府が、男女マッチング事業に乗り出した。 同国の政府技術庁(Government Technology Agency)が、21才から35才までの独身者を対象としたマッチングアプリ「FirstDate」(初デート)の、パイロット版を立ち上げたと発表。現時点では、公務員のみに利用が限られている。
一人ずつ紹介されるシステム
一般的なマッチングアプリは、相手を選ぶ際に、次々と表示されるプロフィールを閲覧しなければならない。だが「FirstDate」は、それとは違うアプローチを取っている。
ユーザーはまず、自分の趣味、習慣、価値観、相手の好みになどに関するアンケートに回答する。その後、運営側が1人の相手を紹介。実際に会ってみて交際が成立しなければ、運営側が次の1人を紹介するという仕組みだ。
マッチングを行なっているのは運営スタッフでなく、「ゲイル=シャプレイ アルゴリズム」というプログラム。これは、男女に限らず、人と人をペアリングする際に用いられる有名なアルゴリズムで、シンガポールで最人気のマッチングアプリ「Hinge」や、一部の学校の入学選考、医療研修医のマッチングでも用いられているという。
また、登録者のアカウントは、国のデジタルIDシステムである「Singpass」を通じて認証されるため、いわゆるいかさまアカウントはゼロ。これも「FirstDate」だけの特長だ。
出生率低下に悩むシンガポール
シンガポールのメディア「The Straits Times」によると、同国の合計特殊出生率は、10年前の1.24人から、2025年には0.87人へと低下し、過去最低になったそう。政府は今年4月、出生率低下に対処するための、新しい作業部会を立ち上げた。
今回のパイロット版「FirstDate」は公務員のみが対象だが、成立ペアが多ければ、一般公開される予定になっている。(了)
出典元:Mashable:Singapore pilots a government-built dating service(9/29)
出典元:FirstDate


























